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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

トランプゲーム。

2017年12月08日 | 千伝。
尾道出身の大林宣彦監督が、ラジオ深夜便でお話しされていました。

最近は故郷尾道の事は殆ど喋りませんが、大林監督の人生を集約した映画論、平和・戦争、人間観、人生観に関して、舌鋒鋭く穏やかに話されていました。

「戦争に終戦という終わりはない。勝つか、負けるか・・経済というものが存在する限り、戦争は永遠に続く」

「清貧」という言葉がありますが、文字通り「私欲もなく、清く貧しく生きる」ということ。



今日は、大林監督の言葉を思い出しながら、県立図書館での「三好達治展」へ参りました。





この福井県立図書館・・人口一人当たりの個人貸出冊数は5年連続全国1位、また入館者数も全国2位だとのこと。

年間1冊以上県立図書館の本を借りている計算となり、1冊を超えるのは全国で福井県のみだとのこと。



確かに、平日でも賑やかな図書館です。



・・教科書に載っていたなぁ。


太郎を眠らせ 太郎の屋根に雪ふりつむ
次郎を眠らせ 次郎の屋根に雪ふりつむ
(作: 三好達治)

清貧の人、火宅の人、退廃の人、道徳の人・・いろんな文士がいるものです。



日本海の向こうの世界からは、いろいろと厄介な仕事を流しているのか? 飛ばしているのか?

太平洋の向こうの世界からは、東へ西へ南へ北へと、武器を押し付けるかのような火種を蒔いている。

大林監督の「いのちの言葉」・・いいね!

現代人は、今も生存競争に残るためには、一通りの道徳論、善悪懲罰は心得ているのでしょう。

ピョンヤン、エルサレム、次のビジネスの狙いは何だ?

・・トランプゲームです。