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勉強って何?その143

2017-02-22 06:56:54 | 日記

 

       教室から5人出て行った。その後に、教室に8人入ってきた。さて、教室には何人残っていますか?

この問題のどこが「問題だ!」なのでしょうか?

  ①    出ていった(-という記号)、そして、入ってきた(+という記号)という算数(という知識)をつかえるかどうか?

       つまり、知識(ここでは『算数』という数学)を知っていて、かつ使いこなせるか、が「問題だ!」なのでしょうか?

それとも、

  ②    5人が出ていく前に、教室に何人が残っていたか、つまり「はじめに残っていたであろう人数を掴んでいない」ことが

       「問題だ!」から、「問題だ!」なのでしょうか?

以前このブログを見ていた方々は、またか!とおもわれるでしょうが、ここに「事の本質」が隠れていますので、再再度とりあげることにします。

  半世紀前の、神戸のさる学校(小学校でしょうね?)で、ある先生が、児童に出題した「問題」がこれなのです。でもって、この?どこが問題なのか

といいますと、父兄様たちが騒ぎ出したことで、それが新聞記事で紹介されて、世間様が騒ぎ立てたのであります。

        子供たちをまどわすような、こんな問題をだすとはけしからん!!!!

というのでしょう。おおさわぎになったことが、さる有名な大学の先生がお書きになった本に取り上げてあったのを、自分が読んで知ったわけです。

(余談ですが、その本の題名と、さる有名な先生の名前は、「勉縮の×××? 加藤秀俊著 」題名と出版先わすれましたごめんなさい)

さて、その大先生曰く、この問題の正解は「わからない」が(!!なんと)「正解」なのだ、と(自分の記憶によれば)あったので、あれ!ちょっと

まってください!?   「わからないが正解!?」って(じぶんにはそれが)「解らないこと言わないでください」となったのです。

申し訳ないけれど、「いいかげんにしてよ!」とうけとめたのであります。いかに有名か知らないけれど、それはないでしょう?

ここからは、私の「見立て」を書き印します。

この問題の「問題のありか」すなわち、問題だと思わせる事象とはなんでしょうか?すでにお気付きの方もおられるはずで、この問題が「問題だ!」

という「真のありか」がなにかといいますと、それは、算数という知識のある・ないではなくて、「残っている人数が把握されていない」なのです。

がしかし、ここで、世間様と学校とが行き違いを起こすのであります。世間様はこう見ています。それは、学校はあくまで「学・校」ですから、学習

の場で、知識や技術などを授かる場所であって、そのために予め解答がそなわっている問題をだして試験をするのだ、それを、答えのないような

問題を出すとはけしからん!!というわけで、出題した先生に非難が浴びせられたのであります。

一方で、先生はといいますと、やがては実社会にでていく子供たちだ、そのための準備として、問題について教えておかねばならないだろうと、

  ①     問題にしていないことが問題である問題

  ②     問題にしていることが問題でない問題

  ③     問題でなくすることが問題である問題

と、実社会における問題とは、おおむね、この3パターンあるけれど、その中でいちばん厄介なパターン③についておしえようとしたのです。

この「問題」に答えをだそうとすると、机に向かってじっと座っているだけでは答えはいつまでたっても出ません。つまり「わ・か・り・ま・せ・ん」となります。

では、どうすればいいでしょうか?何人残っていたか「調べてみる」という行動をとらねばなりません。そうなると、手間と時間と経費などが係わりだして

きますので、その準備とか手当などせねばなりません、これ「問題!」であります。答えを出すための「解決法」ですが、幸いなことに、すこぶる簡単

で、小学校レベルの知識(誰もが持ちあわせている)を使うことで、答えを引き出すための「解・決・法」についてはクリアされていますので問題では

まったくありません。問題なのは、したがって、「残っている人数を調べて把握できるかどうか」にかかっているわけです。

  先生は、これが「実社会すなわち世間・巷・世の中」なんだぞ! そうおしえたかったのであります。

みなさんいかがでしょか?わかっていただけたでしょうか?

ならば、それと「勉強」とどこでどうつながるのでしょうか、それはのちほど、だって、山が待っているんです。酒と摘み(おでん)は準備よし。

いってきま~す。(辛子忘れるなよ)

 

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