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勉強って何?その171

2017-08-13 13:17:26 | 日記

諭吉先生の「学問のすすめ」は、西洋という圧倒的文明に対峙するものであるだろう。圧倒的経済力の差をみせつけられ、軍事力のこれまた圧倒的

差を、植民地化という侵略で思い知れば、まず何を成すべきか、その自問の答えは明白であろう。富国強兵であり、それを支える経済・産業力の強化

である。そのために教育があるというわけだ。こうした「思想」は、いまでも受け継がれて、ある一定の勢力をもって存在している。貿易立国が我が日本

の国是のように叫ばれているのがその証左である。しかし、これが崩れかけている。グローバルという非情を世間は未だ思い知らされていない。

いまの企業には、自国民を優遇する「思想」のもちあわせはまったくないのです。そんなことしていたら潰されてしまうのです。でも、学生さんの多くは、

その幻想を今ももちつづけているようで、はたからながめていると、じつにいじらしく・かわいそうにみえるのです。

受験べんきょうで「就社」に実績のある大学を目指すのでしょうが、その企業の立ち位置は世界を相手にするグローバルでありますから、就社して

ライバルはというと、いわゆる外国人となるわけで、そこでの競争は学生の頃と比べれば、想像をはるかに超えて、命がけとなっているのですが、

どうしたことか、わが日本国の学生さんにはそうした認識が不足しているのです。その原因は、彼らの親の考えからきていて、私も含めて、

団塊世代の思想に影響を受けて、その呪縛から解放されていないためなのです。

誤解を恐れず、非難を受けるのを覚悟して、人非人とさげすまされるでしょうが、電通の事件において、亡くなられた方ですけれど、仕事ができる

人だったのでしょうか? 就職する=仕事に就く。つまり、プロ野球のドラフトにいう「即戦力」として4定(4月入社の大学生)を採用する。

もちろん、すぐにはできないでしょう。その分野に必要な知識のもちあわせがないのですから。そこで、研修があるんでしょう。こうして、半年

もすれば「一人前」の扱いをされる。自分のことを言うのは気が引けますけれど、入社2日目に、どっさり関連書類を渡されて、あしたから

よろしくね、そんなあつかいですからね!無謀というか、めちゃくちゃな扱いだったのを、今も思い出します。

研修なんてありません。ぶっつけ本番ですよ。取引先の方に協力?というか、支援?というか、援助・指導と、そんなみじめをしっかり

味わって、がむしゃらにやるしかない。なぜって、自分に備わっている仕事の能力がそれだけしかなかったのですから。

それが研修前の研修だと気づかされたのは、1年ぐらいしてからで、何やらやに底に落とされるという「故事」じゃあるまいに、と、

気付いた時には、してやられた!ってつくづくおもいしったわけよ。会社ってそれくらいのことをわけなくするんですよ。

いまの勉強って、その実体は、おそらく「受験のため=学校のため」の学習(study)で、本来すべき「仕事の仕方(work study)」でない

から、その能力は即戦力とはならないのですよ。驚くほど「幼い!!」のですよ。だけど、会社には余裕がないから、ゆっくり育ててなんて

言ってられないわけ。仕事量=自分の能力×時間でしょう?!するとどうなりますか?

幻想って、あるじゃないですか?それに惑わされず、時代の変化をしっかりとらえるようにする。そのための方法があるとしたら、なんだろう?

観天望気っていう天気予報の格言があるんですけれど、これじゃないかな?

  素直に、まず、お空を眺める

それが観天望気だそうです。世の中・世間・社会を素直に眺めるってどうすればできるんでしょうか?

それって「勉強」じゃないでしょうか。

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