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勉強って何その132のつづきその1

2016-12-20 19:11:09 | 日記

おかあさんたち勉強しています。その勉強をわたしたちは「子育て(育児)」とよんでおります。そして、育児はまぎれもなく「お仕事(WORK)」であります。

ですから、子どもたちが「 (おかあさん自分はしないのに、やりなさい!という)ずるい!卑怯だ!」と叫んだとしても、まともに取り扱って

くれないのは当然であります。なぜって、おかあさんたちあなたたちを育てるという勉強(=育児)をしているのですから。

そんな様子を傍らで眺めている人がいます。そう、おとうさんであります。

    「そんなにがみがみ言わんでもいいだろう、もう少しすれば自分でやるようになるさ・・・・・・」

ってなことをいいますと、おかあさんのきつい刃がとんでくるのであります。

 「あなたがそうやって甘やかすから、しないんじゃありません? まわりはもうやっているんですよ! うちの子なんかおそいくらいなんです!!」

 言われたおとうさんはどうですか、形勢不利とみてすごすご退散ってなるんじゃありません。そんなおとうさんですが、子どもが物心ついてくると、

 どうしたことか、態度に変化が起きるんです。

  「少しは勉強した方がいいぞ。いましておかないと大人になって困るぞ」ってなことを言いだすようになるのですが、お父さんのこの変化はどうして

起きたんでしょうか? おそらく、それは、お父さんの脳裏を「お仕事=WORK=創造的行為=勉強」という思いがよぎるからであります。

「お仕事」をするということは、おとうさんにしてみたら「勉強」なのです。おとうさんは自分の仕事のなかに「勉強しなければ・・・」という苦く辛い経験を

いくども味わってきたからこそ、子供に向かって「やっておけよ=身に付けておけ」というメッセージを送るようになるのであります。

こうして、おかあさんも、おとうさんも、子どもに向かって「勉強しなさい・勉強はやった方がいい」とうるさくいうようになるのです。がしかし、

ここで、「勉強」という言葉に変化が起きてしまうのです。その原因こそが「学校」であります。

そもそも学校が子供に教えるものは「WORK STUDY」すなわち「勉強の仕方」であり、子どもはそれを「学習」によって身に付ける場なのですが、

今日、残念なことに、受験べんきょうという名前で呼ばれている「STUDY STUDY」という学校のための学習つまり単なる学習に変質させられて

しまっているのです。ここで、梅棹先生の言葉を思い出してください。

   しかし、「勉強」というと、やっぱり学校との関係においてかんがえるのがふつうだろう。(略)  知的生産の技術2ページより

いま現在、勉強という言葉の意味は、学校の勉強という使い方がふつうですので、ほぼ、学習という言葉と同意とみなすことができます。

そのいい例が、巷の学習塾に通うことを「べんきょう」とよんでいることからも、かいまみえるのです。 

ここで、以前紹介した「中学3年生の女の子の声」をおもいだしてください。

  勉強って何やろ?勉強ってどういう意味?何で子供は学校で勉強するんやろ?

    大人は勉強してるん?勉強は頭いい子と悪い子つくってるやん悪い子は仕事したり高校いったりできへんし、

    バカにされるやん。誰か、勉強とは何か教えて

 受験べんきょうは、ですから、勉強じゃないんです。その答えには、「なんのために」という問いかけをすれば、自ずと導き出せるのです。

受験べんきょうって、

  「勉強法」というと、学校でいい成績をとるためのテクニックだ、というふうにうけとられるおそれがある。今日の学校において、

いい成績をとるためには、ひじょうに特殊なテクニックを必要とする。  知的生産の技術より      

「誰か、勉強とは何か教えて」

そこで、またしても、おもいだしてください。半世紀前の神戸の事件です。

教室から5人出て行った。その後、教室に8人入ってきた。さて、教室には何人残っていますか?

あらかじめ解答が備わっている(=用意されている)問題ではない、あなたの身の回りにふつうに起きるであろう問題であります。

ならば、あなたはどうされますか?あなたが身に付けている算数という知識を使って、解決法を探し出して、調査という行動をとって、

そうして「答え」を探し出そうと、あなたはするのではありませんか?そうすれば、問題がかたづくことをあなたはわかっているのですから。

机にばかりしがみついていては問題がかたづかないじゃありませんか。受験べんきょうって机にしがみついてばかりいる行為じゃないですか?

そんなものが勉強ってよべるでしょうか?

16年12月20日付 読売新聞に    「指導要領  『探究的な学習』  拡充へ」 と題する記事が掲載されていた。

今までの受験偏重のゆがんだ「べんきょう」が、もしかすると瓦解するような兆しをここにみたのですが、みなさんはどうおもいます?

 勉強って、よく遊びよく学ぶ   という心技体すべてを使う全人的行為なのです。それは、自分を実現するこういなのです。

自己実現という達成感こそが強さをもたらすのであります。

 

 

 

 

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