シンザン記念予想

年末年始、ＪＲＡが一息ついでいる間に、高知競馬の首がつながった。

昨年末から年始にかけての4日間開催で750万円以上の収益を上げないと赤字に転落し、廃止の危機に陥ると発表した高知競馬。
結局は4日間開催を終えて1650万円の収益があり、高知競馬はぎりぎりのところで踏みとどまった形になった。

って、まあ地方競馬の灯が守れてよかったよかったという話なのだが、これは既にギャンブル場の話ではないと思う。
郵政公社になって利用客の少ない山間部の郵便局が廃止されるので存続させようとか、赤字で苦しむローカル鉄道にみんなで乗って廃止させないようにしようとかって話と同じように見える。
こんな競馬場では「馬券をいっぱい買って、いっぱい当ててお金儲けしよう」って気にはならない。
むしろ「馬券をいっぱい買って、いっぱい外して、競馬場の運営資金に当ててしまおう」って思ってしまうだろう（笑）

まだまだ厳しい状態が続く高知競馬が今後どのような道をたどるかは判らないし、個人的には頑張って存続してほしいとは思うものの、今の高知競馬は世間一般で考える「競馬場」の状態ではない。
昨年末のばんえい競馬のように、外部からの手助けがないと、力尽きてしまいそうだ。

今日はシンザン記念。
金杯とは逆に、毎年堅く収まる傾向の強い重賞（昨年は荒れたが）。
５－７－８のボックスで、ガチガチに行ってみる。