こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

議場見学のお客様

2016-05-17 18:45:13 | 活動報告
本会議開会の時以外は閉まっている、議事堂の扉をあけて大切なお客様を迎えました。


市役所見学の、上条小学校3年生99名。

庁舎見学の一環で、議場も見学。以前は、議会事務局の職員さんが案内してくれていましたが、「議会の説明だから、議員自身がしよう」と、「議員17人が2人1組で順番に説明にあたる」ことになりました。

2014年3月に定めた「議会基本条例」にも(次世代への取組み )として、「第15 条 議会は、政治参加への環境を 整えるために、小中学校出前講座を開催するとともに 、子ども議会等の開催に向けて積極的に関係機関と連携を 図り協力するものとする」という条文があります。

市内の8小学校の日程が決まっていますが、今年度のトップが今日の上条小学校。M議員と二人で、説明役を務めることになりました。

3クラスの子どもたちを、クラスごとにを議場に迎えます。


あいさつのあと、「好きな席にすわってください」と呼びかけます。


学級委員さんは議長席と事務局席に。

「この部屋(議事堂)は何をするところ?」「議員」「議長」「市長」「議会」「傍聴席」・・・などについて、2人で交代で説明。

私が担当した部分で「議会についての説明」。

「みなさんや、皆さんのお父さんやお母さん、泉大津に住んでいる人たちが困っていること、もっとこんなふうにしたらいいのにと思っていること。それから、泉大津をもっと、いいまちにするのにはどうしたらいいか。そういうことを、ここで話しあいます。

たとえば、4月に熊本で大きな地震がありました。亡くなった人もいます。家がこわれて住めなくなった人もあります。大阪で、あんな大きな地震があったらどうしよう?心配です。

みんなが通う学校やこの市役所が、大きな地震があっても壊れない丈夫な建物にするのには、お金がすごくたくさんいるけれど、『大地震でも壊れないようにするための工事をします』と市長さんが提案して、私たち議員も『それは大事なことだから』と賛成して決めました。」というような説明をしてみました。3年生の子どもたちに伝わったでしょうか?


そのあと、質問の時間。


どのクラスも、次々に手があがります。学級委員の「議長さん」に指名してもらいます。

「あの席(速記者席)は何のためにあるんですか?」「あれ(ネット中継ための撮影カメラ)は何ですか?」・・・など、子どもたちの目でみた「これは何??」の質問が多い中で、「議会ではどんな質問が多いですか?」という質問には、答えに詰まりました。「傍聴席は、いっぱいになりますか?」という鋭い質問もありました。時間切れで、どのクラスも全部の質問に応えられませんでした。




最後に、「今年の夏の選挙から、初めて18歳の人から選挙で投票できるようになります。

皆さんもおとなになったら、選挙に立候補してこちら側(議員席)に座る人や、市役所で働いてリーダーになってこちら側(理事者席)に座る人が、きっといると思います。」と未来の有権者たちにエールをおくりました。


初めての体験で、かなり緊張しました。そして、とても楽しい時間でした。






コメント
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