狐の日記帳

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『へうげもの』第24巻/山田芳裕

2017年07月16日 16時24分08秒 | 漫画・ゲームに関する日記






 昨日の夜は、山田芳裕の漫画『へうげもの』の第24巻を読んでいました。

 
 関ヶ原の戦いの後、幕府を開き実権を握った徳川家康は、家康の考える清廉な世を作り出す為、豊臣家を滅し、数寄を滅し、自分に逆らう可能性のある者を滅することを決意している。
 数寄を広め笑福の世を作りたいと思っている古田織部は、数寄の力を使って豊臣家と徳川家の合体を成功させて戦の無い世界を作りたいと思っていた。

 大坂夏の陣がはじまる。
 古田織部は謀反の疑いで徳川方に捕らわれる。
 数寄の繋がりを使った陰謀を疑った家康は、古田織部の抹殺を決意している。
 無実であるにもかかわらず捕らえられた古田織部は……。

 この物語は佳境に入っています。



 茶の湯という文化の力を使って和平を実現して数寄という文化を守ろうとしていた古田織部。
 茶人だけれども大名で武人でもあるので、武が無いと自分は簡単に殺されてしまうことは知っている。
 しかし武では相手に対抗できないことも知っているので、文化の力と情報力で戦の拡大を防ごうとしていた。

 現代から過去を見ると一本道のように思えるけれども、当時の人はまだ何も決定していないので様々な思惑があります。
 徳川方と豊臣方の双方ともに一枚岩でなく、その外側にいる人達もそれぞれが生き残りを賭けて動き回ります。
 今巻では徳川家康の懸念の描き方が面白いです。


 今巻も面白かったですよ。
 続きが楽しみです。

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