狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

『蜜のあわれ』

2016年09月15日 14時00分11秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、映画『蜜のあわれ』のDVDを観ていました。

 老作家と暮らしている赤子は、人の姿をした金魚。
 人の姿をしたり金魚の姿になったりしながら、老作家である「おじさま」ととりとめのない会話を交わし、仲良く暮らしていた。
 そんな中、赤子の前に老作家の過去の女が幽霊となって現れる。
 赤子は吃驚するのだが……。

 監督は、石井岳龍。
 出演者は、二階堂ふみ、大杉漣、真木よう子、高良健吾、永瀬正敏、韓英恵、上田耕一、渋川清彦、岩井堂聖子、など。
 原作は、室生犀星が晩年に発表した同名の小説です。
 原作の小説は私はまだ読んでいません。

 可愛らしく楽しくて物悲しいお話です。
 老境の作家を主人公にして死を見つめて生を見つめる物語ですね。
 面白いです。




 このお話の終盤で老作家からメタな台詞が出てきます。
 私は驚いたと共に可笑しくて笑ってしまい、そしてこのお話が心の中にすとんと落ちていきました。
 「あぁ。成程」と思える台詞なのです。

 室生犀星の心情を描いた映画と言えます。
 幻想的でもある妄想のお話。

 面白かったですよ。
 お勧めです。

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蜜のあわれ  監督/石井 岳龍 (西京極 紫の館)
【出演】  二階堂 ふみ  大杉 漣  真木 よう子 【ストーリー】 丸いお尻とチャーミングな顔の赤子は、自分のことを「あたい」と言い、「おじさま」と呼ぶ老作家と一緒に暮らして......