狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

『アマデウス』

2017年06月17日 14時38分41秒 | 映画・ドラマに関する日記






 昨日の夜は、映画『アマデウス』のDVDを観ていました。

 1823年の11月のある日。
 ウィーンの街で自殺を図った老人が精神病院に運び込まれる。
 彼は、「許してくれ。モーツァルト。君を殺したのは私だ」とモーツアルトに許しを請い続けていた。

 神父であるフォーグラーは、病状が安定したその老人を訪問して彼が何故に自殺を図ったのか彼に話を聞こうとする。
 その老人は神父を蔑み拒否していたが、やがて驚くべき内容の告白を始める……。

 アントニオ・サリオリは、神聖ローマ皇帝・オーストリア大公・ハンガリー王・ボヘミア王であるヨーゼフ2世に仕える宮廷作曲家。
 音楽の都・ウィーンで多くの人から尊敬を受けていた。

 しかし、ウィーンに作曲家のウォルフガング・アマデウス・モーツァルトが現れたことによってサリエリは心を大きく掻き乱すことになる。
 類い稀なる音楽の才を持つウォルフガング・アマデウス・モーツァルト。
 しかし彼は傲慢で天真爛漫で下品で礼儀知らずな男。
 サリオリは、モーツアルトが持っている至高の才能に圧倒され自分は凡庸な人間だと思い知らされる……。

 サリエリはモーツアルトの才能に激しく嫉妬し苦悩して……。

 監督は、ミロス・フォアマン。
 出演者は、F・マーリー・エイブラハム、トム・ハルス、エリザベス・ベリッジ、ジェフリー・ジョーンズ、チャールズ・ケイ、パトリック・ハインズ、ロデリック・クック、ジョナサン・ムーア、ロイ・ドートリス、リチャード・フランク、サイモン・キャロウ、ニコラス・ケブロス、クリスティン・エバソール、バーバラ・ブリン、シンシア・ニクソン、ヴィンセント・スキャヴェリ、ケニー・ベイカー、ケネス・マクミラン、など。


 この映画は大好きな映画なのです。

 サリオリを演じたF・マーリー・エイブラハムの演技が凄い。引き込まれてしまう。
 特に老サリオリが罪を告白するシーンはどれも秀逸。
 狂気。嫉妬。憧れ。憎悪。至福の快感。失望。優越感。絶望……。様々な感情をくるくると見事に表現していく。

 老サリオリの告白を聞く神父様は、この複雑な心情の懺悔であり自慢話であり自己肯定であり自己否定である老サリオリの告白になす術がないのです。
 説教することも慰めることも肯定することも憐れむこともできない。
 この神父様の心情はこの映画を観ている人と重なってくる……。


 面白いですよ。
 傑作であります。
 お勧めでありますよ。

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