狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

『海賊とよばれた男』上巻/百田尚樹

2016年09月19日 20時34分42秒 | 小説・本に関する日記





 昨日の夜は、百田尚樹の小説『海賊とよばれた男』の上巻を読んでいました。

 1945年8月15日。
 正午に玉音放送がありポツダム宣言受諾・連合国への降伏が日本国民に伝えられる。
 日本の主要都市は爆撃で瓦礫の山となっていた。
 海外の資産をすべて失い、膨大な賠償金が課せられようとしている。
 海外での石油の販売を主力としていた国岡商会は資産を失い、商売の再開の目処が立っていない。
 動揺する店員達を前にして国岡商会の店主・国岡鐡造は檄を飛ばす。
 「愚痴をやめよ、愚痴は泣きごとである。亡国の声である」
 「日本には三千年の歴史がある。戦争に負けたからと言って、大国民の誇りを失ってはならない。すべてを失おうとも、日本人がいるかぎり、この国は必ずや再び立ち上がる日が来る」

 しかし、売るべき石油がそもそも無い。
 このまま社員を抱えていたら国岡商会は倒産する。
 重役達は人員整理を進言する。しかし鐡造は「馘首はならん!」と解雇を断固拒否する。
 売るべき石油が無い=仕事が無い状態で、一人の人員整理も無しで、国岡商会は窮地を脱するべく動き始める……。

 主人公の国岡鐡造は、出光興産創業者の出光佐三がモデル。
 出光興産をモデルにした国岡商店のお話です。


 戦略物資で庶民の生活の生命線である原油を巡るお話。
 そして経営者とはどうあるべきかというお話。
 さらに義のお話でもあります。


 まだ上巻を読んだだけですが、面白いです!

 日田重太郎というキャラクターは興味深いです。
 大金持ちでなければできないことをする。
 器が大きいです。こんなことは普通はできない。

 他にも大きな器の大人物が数名出てきます。
 主人公の国岡鐡造の器もギガスケール。

 う~む。
 戦前はこんな人がごろごろいたのでしょうか?


 面白かったですよ。
 続きを読んでみることにいたします。

『小説』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 真まことの敵とは己に立ち向... | トップ | 段菊(ダンギク)その3。 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

小説・本に関する日記」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL