JR東日本にはジョイフルトレインと呼ばれる観光列車がなんと団体専用列車を含めると27種類もある。山形県では新庄~福島間の足湯が楽しめる新幹線観光列車「トレイユつばさ」新潟~酒田(秋田)間の「キラキラウエツ」仙台~新庄間の「リゾートみのり」と3本もあり週末に走っている。
「リゾートみのり」は古いヂーゼル車両を改装したので電車と違いエンジン音がするが「昔の汽車の旅」の雰囲気がありなかなか良いものだ。
乗り心地は新幹線より少し劣るが窓が大きく窓外の見晴らしは新幹線に勝る。座席間の幅もたっぷりで足を伸ばせこれも新幹線に勝る、前座席の背面を倒すテーブルも付いている。僕はこれに乗り食堂車と寝台車の気分を味わう。
これを見てください→https://jr-sendai.com/train/minoritrain/
僕は新庄発15時発の仙台行きを食堂車として四季折々にここ十年ほど前から年3~4回は乗っている。食堂車はもちろん連結していない、5月の連休にワゴンの車内販売が付くことがあるが普段は付かない、自分で弁当を作って乗り込むのだ。
話はそれるが会津若松駅に「会津蔵出し弁当」と言う駅弁がある、黒い会津塗りの楕円形の二段弁当で僕は日本一の駅弁と決めていて、会津若松に行くと買うのだが売れ切れが多い、買えば容器を大事に持ち帰る。
「会津蔵出し弁当」でネット検索して見てください。(当然漆器ではない、会津で作ったから会津塗なのだ。郡山と福島でも販売しているようだ)
朝食後にこの容器にビールの肴を作って詰める。竹輪の穴にチーズ細切詰と茹でたニンジン詰め、食べられる煮干しとピーナッツをフライパンで軽く炒り砂糖醤油絡め、魚ソーセージの素揚げ、茹でたブロッコリー、チーズ入り卵焼き、前の日から水に浸し硬めに茹でただけの青い大豆に塩辛い沢庵のみじん切りを和えたもの、冷凍ミックスベジタブル入りポテトサラダなどを昼まで造り弁当にチマチマと詰め込む。仙人のままごとキッチンである。
味見のつまみ食いをするので昼食は食べずに新庄駅14時40分着の電車に乗る、15時発なので「リゾートみのり」には乗客が乗っている。車掌に鳴子温泉までの座席指定券を申し込む、連休中には「満席です」と断られることが多い、心配はいらない「満席」は鳴子温泉駅から仙台までだ、新庄から鳴子温泉まではガラガラなのだ。鳴子温泉までと言っても渋る車掌もたまにいるが強く言うと大丈夫だ。
新庄町並みを出ると田んぼの中を進む、暗記するほど見慣れた風景だが僕は楽しい。テーブルを広げ白いハンカチを敷く、空いている隣席のテーブルも借用し会津塗りの楕円形を広げる。
ビールのロング缶をプッシュ、自慢の錫(スズ)100%のぐい吞みに注ぎグイッと一口、五臓六腑に染み渡る。鳴子温泉迄の1時間を食堂車気分でゆっくり楽しむ。
鳴子温泉に着くと乗りこむ客がいっぱい、その人波をかき分けて跨線橋を渡る。新庄行の2両連結のワンマン運転の普通列車が待っている、中央部はボックス席、前と後ろはベンチ席、2両目のベンチ席に靴を脱ぎごろりと横になる。スマホのお知らせアラームを60分に設定する。
乗客は1両に数人で途中の駅から乗車する人も数人でみんな座れる。眉をひそめる人が居るかもしれないが迷惑はかけないと思う。ワンマン運転なので車掌もこない。
レールの振動と車輪の音が心地良くちょっと幅は狭いが寝台車の気分が味わえる。軽い酔いで熟睡しスマホのアラームが鳴ると新庄駅。
「リゾートみのり」は古いヂーゼル車両を改装したので電車と違いエンジン音がするが「昔の汽車の旅」の雰囲気がありなかなか良いものだ。
乗り心地は新幹線より少し劣るが窓が大きく窓外の見晴らしは新幹線に勝る。座席間の幅もたっぷりで足を伸ばせこれも新幹線に勝る、前座席の背面を倒すテーブルも付いている。僕はこれに乗り食堂車と寝台車の気分を味わう。
これを見てください→https://jr-sendai.com/train/minoritrain/
僕は新庄発15時発の仙台行きを食堂車として四季折々にここ十年ほど前から年3~4回は乗っている。食堂車はもちろん連結していない、5月の連休にワゴンの車内販売が付くことがあるが普段は付かない、自分で弁当を作って乗り込むのだ。
話はそれるが会津若松駅に「会津蔵出し弁当」と言う駅弁がある、黒い会津塗りの楕円形の二段弁当で僕は日本一の駅弁と決めていて、会津若松に行くと買うのだが売れ切れが多い、買えば容器を大事に持ち帰る。
「会津蔵出し弁当」でネット検索して見てください。(当然漆器ではない、会津で作ったから会津塗なのだ。郡山と福島でも販売しているようだ)
朝食後にこの容器にビールの肴を作って詰める。竹輪の穴にチーズ細切詰と茹でたニンジン詰め、食べられる煮干しとピーナッツをフライパンで軽く炒り砂糖醤油絡め、魚ソーセージの素揚げ、茹でたブロッコリー、チーズ入り卵焼き、前の日から水に浸し硬めに茹でただけの青い大豆に塩辛い沢庵のみじん切りを和えたもの、冷凍ミックスベジタブル入りポテトサラダなどを昼まで造り弁当にチマチマと詰め込む。仙人のままごとキッチンである。
味見のつまみ食いをするので昼食は食べずに新庄駅14時40分着の電車に乗る、15時発なので「リゾートみのり」には乗客が乗っている。車掌に鳴子温泉までの座席指定券を申し込む、連休中には「満席です」と断られることが多い、心配はいらない「満席」は鳴子温泉駅から仙台までだ、新庄から鳴子温泉まではガラガラなのだ。鳴子温泉までと言っても渋る車掌もたまにいるが強く言うと大丈夫だ。
新庄町並みを出ると田んぼの中を進む、暗記するほど見慣れた風景だが僕は楽しい。テーブルを広げ白いハンカチを敷く、空いている隣席のテーブルも借用し会津塗りの楕円形を広げる。
ビールのロング缶をプッシュ、自慢の錫(スズ)100%のぐい吞みに注ぎグイッと一口、五臓六腑に染み渡る。鳴子温泉迄の1時間を食堂車気分でゆっくり楽しむ。
鳴子温泉に着くと乗りこむ客がいっぱい、その人波をかき分けて跨線橋を渡る。新庄行の2両連結のワンマン運転の普通列車が待っている、中央部はボックス席、前と後ろはベンチ席、2両目のベンチ席に靴を脱ぎごろりと横になる。スマホのお知らせアラームを60分に設定する。
乗客は1両に数人で途中の駅から乗車する人も数人でみんな座れる。眉をひそめる人が居るかもしれないが迷惑はかけないと思う。ワンマン運転なので車掌もこない。
レールの振動と車輪の音が心地良くちょっと幅は狭いが寝台車の気分が味わえる。軽い酔いで熟睡しスマホのアラームが鳴ると新庄駅。