岸本晃の住民ディレクターNEWS

地域活性化を実践するAction Media です。

「使えるTV」20年。番組は終わり、社会事業へ

2016年03月22日 | 地方創生

 平成8年の4月に全国に先駆けて熊本のケーブルテレビではじめた住民制作番組「使えるTV」をこの3/31で一度休止することにしました。住民が企画し制作する住民番組としては20年間続けた全国最長寿番組でしたがこの間にケーブルテレビはKCNくまもとからJCNくまもと、J:comくまもとと変わりました。

 そして「使えるTV」の制作主体は任意団体「まち創り応援団ぷりずむ」から有限会社プリズム、そして株式会社プリズムと制作・著作を引き継ぎ、2000年以降は制作協力としてNPO法人くまもと未来が現場を担ってきました。しかしこれはあくまで熊本市のケーブルテレビから脱するということであって「使えるTV」がなくなるわけではありません。

 平成8年4月から今も続く番組理念「住民の住民による住民のためのテレビ」を新しい時代に合った形で継続していきます。もしかしたら名前は替えるかもしれませんが番組理念は変わりません。元来わたしが熊本県民テレビを或る日突然退職して実質的には翌日からスタートした「使えるTV」は一人ではじめたものでした。

 初期は2時間番組を一人で使っていた番組です。あれから20年、時代はスマホに代表される映像文化の興隆でネットを活用すれば「テレビ」は誰でも使える時代になっています。しかし、わたしが20年前に考えていた「暮らしを豊かにするためにテレビを日常道具のように使う」という意味ではまだまだ「使えるTV」という存在は福岡県東峰村のケーブルテレビ東峰テレビで実現しているだけです。しかし、モデルはできました。

 平成8年に親しい人たちには「これは20年かかる大事業」と語っていたようにまさに20年かかったのです。シャープのザウルスという電子手帳が「将来は電話はもちろん、山の中から中継ができたり、絵を描いたり、編集できたり、あらゆる表現活動ができる道具になる。」と予言しました。つまりまさに今のスマホみたいになると予測したこともズバリ当たりました。

 道具が整い、同時に住民ディレクターが全国に行き渡り、地域活性化というテーマが普通になるのに20年かかると読んでいたのです。当時一緒に動いていた人には常々そう言ってたので少ないながらも何人かはそのことを覚えていました。新しい時代に突入したので「使えるTV」も全く新しいものになっていきます。正直言ってやっと準備の20年を終えたところです。わたしの本格的な社会事業はやっとこれからはじまります。

*写真は2008年、京都のあるお寺で。

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