千代の思いやり弁当

千代は毎週日曜・祝日107歳のお向かいの方へ思いやり弁当をお届けしていました。悲しい事に11月9日旅立たれました。

デイケアセンターを訪問

2011-10-05 21:11:02 | 日記
ご近所で親戚以上のお付き合いをしていた家族がありました。

ご主人が亡くなった後、奥さんに少し認知症が出始めました。

一人暮らしでした。息子さんが割と近くにお住まいだったので

お嫁さんが朝晩薬を飲ませるため来ていました。昼はデイケアに通い、

食事は夕方お弁当を宅配してもらってました。

デイケアの施設が新しくホームを作ったから入られませんかと誘われたそうです。

お嫁さんはこれを受け入れました。

8月から入りました。初めは何で帰らないのかと落ち着かなかったそうです。

ずっと気になったいましたが、姉のけがや友の死で訪問が延び延びになっていました。

今日思い立って施設に電話をしました。

「できたら4時頃までにデイケアの方へおいでください。」とおっしゃいました。

姉と2時過ぎ伺いました。

施設は鍵がかけられていました。インターホンで職員の方が出てこられました。

感じ良く応対してくださいました。

「姉ちゃん!Y姉ちゃん!元気してた!」

昔話は大丈夫ですが、ときどき名前がでてきません。上手に話を合わせて認知症とはわかりません。

でも1時間弱だったのですが、だんだん同じ話ばかりになってきました。

それを潮時に失礼しました。

「また来るからね・・・」

「もうすぐ帰るから・・・」

づっとづっと昔のように近所づきあいができれば本当に良かったのですが

友の死もさみしいですが、ご近所の方のホーム入所もさみしいですね。

夕方お嫁さんからお礼の電話がありました。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする