日銀総裁 店じまいはどうする

2018-02-18 08:44:35 | 日記
1オリンピック 羽生君 宇野君頑張りました


おめでとう


さて、日本の金融政策 マイナス金利が長くなり 銀行は苦しいね 

貸し付けで、利益が出ないし

ましてや現在・・・地方などはお金を借りる人もいない

地銀や信用金庫の統合が進む 


不動産向け融資は大幅増




日銀が「マイナス金利政策」を導入して16日で2年が経過する。


政策効果で民間銀行の住宅ローン金利や企業向け貸出金利が押し下げられ

各行の不動産向け融資は大幅に増えたが、収益力の低下に苦しむなど副作用も顕在化した。

金融政策の正常化に向け、大規模金融緩和を手じまいする出口戦略の必要性が指摘される中

マイナス金利継続の是非をめぐる議論が活発化しそうだ。



「徐々に金融機関の経営体力が消耗し、金融システムに障害が出てくる可能性がある」。

全国銀行協会の平野信行会長(三菱UFJフィナンシャル・グループ社長)は15日の記者会見で

マイナス金利の長期化を牽制(けんせい)した。



マイナス金利は、企業の資金需要を喚起してデフレ脱却を狙う政策だが

金融機関の稼ぐ力は利ざや(貸出金利と預金金利の差)の縮小で弱まっている。



大手銀行5グループは平成29年4~12月期決算で本業のもうけを示す

実質業務純益(単体または傘下銀行の合算)が合計1兆5719億円にとどまり

マイナス金利導入前の27年4~12月期比約30%減少した。




一方、超低金利で銀行の貸し出しは伸びた。牽引(けんいん)したのが不動産融資で

全国の新規融資額はマイナス金利導入の28年に12兆3547億円と前年比約15%増

都市未来総合研究所によると、29年に企業や機関投資家が公表した

国内の不動産取引額は前年比14%増の4兆5775億円に上り、海外投資家の取得額が初めて1兆円を超えた。




住宅ローン金利の低下で、マンションや一戸建てを購入したり

より低金利のローンに借り換えたりする人も急増。

ただ、29年の不動産融資額はアパートの建設過剰による反動減から6年ぶりに減少に転じるなど

過熱感を指摘する声も出始めた。大規模緩和であふれた資金は

「企業の収益性を高める前向きな投資につながっていない」(エコノミスト)との声もある。



4月に再任される方向になった黒田東彦(はるひこ)総裁にとって、出口戦略は最大の課題になる。

大和総研の熊谷亮丸チーフエコノミストは

副作用の大きいマイナス金利について「解消を検討すべきだ」と提案する。



しかし、株価の乱高下が続いて景気の先行き不安が広がれば

日銀は逆に追加緩和を求められる。その際、上場投資信託(ETF)の買い増しは

株式市場を一層ゆがめる恐れがあるため

「マイナス金利の深掘りが検討課題になるのでは」との指摘がある。



金融界に特に銀行にとってはマイナス金利の期間が長くなり 厳しい実態 政策ですね
コメント
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