檜山(ひやま)智子の徒然なるままに・・・

ひやま智子の日々の思いや活動をお知らせします。

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待機児童解消の政府案

2016-04-01 | 日記
 先日、待機児童解消に向けた政府の緊急対策案が発表された。
 基本的に、現在ある保育所の定員枠を緩和してなんとか保育所に入れる子を増やそうというもの。
 
 例えば、現在、国基準では子どもにとって決して十分な環境ではない(ということは、保育士にとっても過酷な労働条件だということ)という理由で、自治体独自に手厚い基準を設けている自治体に、国基準までもどせ!という要請。あるいは、19人定員の小規模保育所を22人定員に広げ、なおかつ、現在2歳までのところを3歳まで継続利用できるようにする(でも、3歳からの受け入れが拡大できなければ、単なる問題の先送りでしかない)など。
 
 根本的な保育士の待遇改善の対策は、今後の『一億総活躍のプラン』に盛り込まれるんだそうな。つまり、今年度の当初予算作成に当たっては、政府与党は、保育所対策の改善には全く問題意識をもっていなかったということになる。
 
 それでなくても、先進国の中で、子どもの教育や成長にかかわる公費の支出度合いが、最低に近く低い日本。日本の政治家が、本当の意味で、日本という国を未来につなぐつもりなら、
それを担う子どもをちゃんと育てる(社会で)事が、どんだけ重要かわかるはずなのだが。

 野党時代、とにかく再び政権の座に戻りたい・・・そのためには、民主党との差別化で、より右翼的で復古的な“憲法草案”をあえてつくり、返り咲いた自民党と公明党には、しかし、そのような未来志向の政策を期待すべくもない。
 
 とにかく、子育て世代の人は、選挙に行き、ちゃんと、自分の思いを代弁してくれる人に、投票する・・・この政治の基本をちゃんと実践することです。それをやらないでいては、暮らしやすい社会は実現できませんから。 

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「帝国の慰安婦」読んでます。

2016-02-10 | 日記
 『帝国の慰安婦』を暮れに取り寄せ、正月から読みはじめてやっと半分。
 しかし、この本はすごい。
 
 韓国で、いつの間にか、公的な認識になっている『20万人もの少女が、日本軍に強制連行されて慰安婦になった』に対して、丁寧な調査や証言をもとに、真っ向から反論している。
 20万人という数にも疑問を呈し、少女という年齢的なものにも疑問を呈し、軍による強制連行に対してもそれは事実とは違うと結論づけている。

 特に、『強制連行』に関しては、直接軍によるというよりは、軍の要望を斟酌したその筋の業者が介在して行われたケースがほとんどであると、多くの元慰安婦への聞き取調査から強調している。しかし、だからと言って、朝鮮半島を植民地化した日本や日本軍の責任を不問にするものではない・・・と、そのことも繰り返して強調している。

 その勇気に敬意を表しながら、残りを読んでいる。

 
 

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『帝国の慰安婦』著者が起訴された

2015-11-27 | 日記
 確か去年、日本でも出版され新聞の書評で取り上げられていた『帝国の慰安婦』という慰安婦問題の学術研究本を書いた韓国世宗大学教授の朴裕河教授が、元慰安婦に対する名誉棄損罪で、ソウル東部地方検察庁から在宅起訴された。

 産経新聞のソウル支局長に対する、大統領への名誉棄損罪での起訴と言い、韓国いったいどうしちゃったのという思いに駆られる。

 学問や報道の世界に対する、政治権力や司法の介入がこのように行われる社会は怖い。これでは、人々が自分の思いとして様々な立場から物事を語ることができなくなってしまうだろう。自己規制をする人や情報機関が習い性になってしまうのではないか?

 日本で、朴教授の在宅起訴に学者やマスコミ関係の方々が抗議する記者会見を行ったそうで、歴史認識の違いを乗り越え、日韓のあいだでの正直な意見交換ができる土壌を築くためにもとってもいいことだと思う。
 
 歴史認識や慰安婦問題でがあって「反日」でまとまらないといけないという雰囲気が韓国社会の中にある中で、この研究本を表した朴教授に敬意を表したい。学術書で高いけど、買ってちゃんと読んでみましょう。
 彼女の熱意と勇気に、私たち日本人も報いなければいけないと思うから。

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加藤市長『市民が主役』の破たん

2015-11-17 | 日記
 今日午後、市議会厚生文教常任委員会を傍聴してきた。7月に、市の予定価格(73億円)を20億円も上回る価格で一社しか応札が無かったために、入札不調となった芸術文化創造センター建設の今後の方向性が市から示されると聞いたので。
 
 市の今後の方向性は、驚いたことに、『これまでの実施設計にとらわれない、自由な
発想による事業提案を軸に整備の可能性を探っていく』というもので、そのためには、『基本計画をベースに、提案の条件(要求水準)を新たに作成する必要がある』というものだった。つまり、基本計画策定から4年余りかけて練ってきた実施設計案をすべて反故にし、設計に求める水準を整理しなおして、またまた新しい設計者を公募して一からやり直すという方針です。しかも、ある委員さんの発言の中でわかったのですが、今日4時から記者会見でそのことを発表するとのこと。

 新しい設計者を公募するには、そのための設計料やらの予算が議会で承認されなければゴーできないはず。今日の議会を傍聴していた限りでは、9人の委員のうち、6~7人は、市の方向性に即賛成はできないという意見を表明していた。それなのに、もう外部への発表?議会の意向~つまり市民の声~は無視か?今日の午前中議員に対する説明会があったと聞いたが、議会には説明すればそれで済むという考えなんですね。市民も議会もなめられたものです、全く。 

 市長の議会軽視は今日に始まったことではないけど、私が更に驚いたのは、市長の標榜していた『市民が主役』路線に基づき、多くの市民が市長を信頼して熱心に意見を出し研究し、思いをつないで、設計者と一緒に作り上げた実施設計をいとも簡単に投げ捨てたこと。
 私は、以前から、『市民が主役』と言うと聞こえはいいが、あれもこれもすべて市民の意見は取り入れられるということになったら建設費は際限なく膨らむので、市長は一定の建設費の枠組み提示などを責任もってやるべきと言ってきた。しかし、市長はその責任を果たすことなく、結果として建設費は膨らみ入札不調となった。

 これは市長のかじ取りの失敗です。そのことを自己批判し、市民の声に真摯に耳を傾けるべきところ、市長は9月の市民との意見交換会を欠席。にもかかわらず民間事業者の意見は、「調査」と称して聞き、どこかの会社との合意でもできたのか、市民の苦労の結実したこれまでの実施設計を捨て去り、基準を見直して全く新たな事業者を決めて建設するという。市長を信頼して計画づくりに参加してきた多くの市民に対するこれは裏切りです。意見を言わせるだけ言わせて、ダメだったら、結局は自分が決める。市長のいう『市民が主役』は、完全に破たんしてると言わざるを得ない。本当に怒りを禁じえない事態だ。

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『南京事件』と『シベリア抑留』

2015-10-17 | 日記
 ユネスコの世界記憶遺産に、中国が申請した『南京事件』にかかわる記録が採択された。これを、日本は、“政治利用”であり、日本の意見を聞かないで採択したユネスコを許せん・・・ユネスコへの分担金を減額すなどの要求をする・・・と、自民党の中などで意見が出ているという。
 
 でも、日本が申請した『シベリア抑留』に関する文書が同じく世界記憶遺産に採択されたというニュースを見て、あれま~日本も中国とおなじことやってるじゃ~ん!と思っていたら、案の状、ロシアから抗議が起こっている。日本が中国に対して申請しないようにと抗議していたのと同じように、ロシアも日本に抗議していたそうだが、しかし、それを無視して日本は申請した。
 ロシア曰く『日本はパンドラの箱を開けてしまった』と。『二国間の問題にとどめるべき』と、中国に対しても批判的なコメントを出したそうだ。
 
 ロシアを擁護するわけではないが、日本の安倍政権の身勝手さには、本当に辟易する。自分に甘く、他人に厳しい、というこの問題に関する姿勢は、中国も日本もいただけない。
 過去の忌まわしい歴史については、互いに慎み深い抑制的な姿勢で臨んでいかないと、未来への希望は開かれないと確信する。

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