Cyaan, Magenta, Yellow.

CM・映画などの映像作品、舞台、書籍、音楽の感想・日常のつれづれ日記

カイロの紫のバラ

2012-05-10 11:20:20 | 映画・映画館



カイロの紫のバラ(1985)
THE PURPLE ROSE OF CAIRO
メディア 映画
上映時間 82分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(Ori=WB)
初公開年月 1986/04/
ジャンル ドラマ/ロマンス/ファンタジー

【クレジット】
監督: ウディ・アレン
製作: ロバート・グリーンハット
マイケル・ペイサー
ゲイル・シシリア
製作総指揮: チャールズ・H・ジョフィ
脚本: ウディ・アレン
撮影: ゴードン・ウィリス
プロダクションデ
ザイン: スチュアート・ワーツェル
衣装デザイン: ジェフリー・カーランド
編集: スーザン・E・モース
キャスティング: ジュリエット・テイラー
音楽: ディック・ハイマン

出演: ミア・ファロー セシリア
ジェフ・ダニエルズ トム・バクスター/ギル・シェパード
ダニー・アイエロ モンク
エドワード・ハーマン
ダイアン・ウィースト
ヴァン・ジョンソン
ゾー・コードウェル
ミロ・オーシャ
ジョン・ウッド
グレン・ヘドリー
マイケル・タッカー
カミール・サヴィオラ
デボラ・ラッシュ

【解説】
 古き良き30年代、熱心に映画館に通いつめるウェイトレスに、ある日スクリーンの中から映画の主人公が語りかけてきた。銀幕を飛び出し、現実世界へ降り立ったその主人公は、ウェイトレスを連れて劇場を後にする。大慌ての興行者たちをよそに、2人の仲は進展していく。そして、主人公を演じた本物のスターが現れた事によって事態はますます混乱を極めていく……。W・アレンが出演なしに脚本・監督したファンタスティックなラブ・ロマンス。これが映画ファンの喜びそうな題材である事は判る。だが、そこを狙う手口があまりにも巧妙すぎる故、逆に、自分が映画ファンであることの衒いを再認識してしまう瞬間が生まれているのも確かだ。面映ゆい映画--それがこの作品を語る限界だ。

(以上、allcinemaより)


全編リアルでない純然たるお芝居を楽しんだような作品。
製作は80年代でも、劇中のモノクロ場面の多さに古き良き映画を堪能した充実感がありました。

役ではないものの、映画館のチケット窓口でミア・ファローが買う2人前に(見間違いでなければ)アレンはカメオ出演してますよね。

初見では新鮮だったのに、2回目ではスクリーンから抜け出た探検家の存在が色あせてくるのを実感。
所詮、彼は映画だけの存在なんですよね。

至極凡庸な結果だけど、リアルな俳優とセシリアは一緒になってもらいたかった。
楽器店の主人のピアノで、ギルとウクレレで唱和する場面にこの女性が世間に必要とされているという、
どうにも忘れがたい印象があります。
失意で次の映画を見終わった後、再びあの暴力夫と暮らしていくのでしょうか。
まだストーリーが続くなら、誘う俳優がいなくても彼女は一念発起して映画の都へ行くシナリオを自分勝手に付け加えたいです。
それはまた別の作品の一部になりそうですが。





ブログ村、人気ブログランキング、blogramランキングに参加しています。
よろしければ一日一回のクリックをお願いしますm(__)m
にほんブログ村 映画ブログへ  人気ブログランキングへ  blogram投票  ボタン
ありがとうございます。
『カイロの紫のバラ』は、ニュージャージーの実際の映画館で撮影されたそうですが、その劇場がある遊園地(コニーアイランド)のひなびた雰囲気に他のアレンの作品でも魅せられます。
てっきり対岸へフェリーで渡る(イメージで)思い込んでいたら、米NYブルックリンの南端に位置するんですね。バスか地下鉄で行けるようです 参考:旅スケ
http://www.coneyislandusa.com/

以前、新聞の『ウディ・アレンの映画術』の書籍広告記事で、翻訳者である井上一馬氏の文章にあった”上映中の映画のスクリーンからもし俳優が飛び出してきたらどうなるか”の言葉が、この映画を見て初めて理解できました。


コメント (0) |  トラックバック (0) | 

NHK課外授業ようこそ先輩「今を生きる君達へ」 3/19再放送

2012-03-20 12:36:22 | TV
若松孝二監督「今を生きる君達へ」
http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/archives/archives385.html

監督の故郷である涌谷はまだ訪れたことがない土地ですが、母方の伯母の出身高校が旧涌谷高等女学校(現在び涌谷高校)、近隣の石巻が両親の故郷という縁もあって番組が再放送された午前2時過ぎに起きて視聴。
若松監督の映画『キャタピラー』やトークを試写会で拝見・拝聴していたので、どんな内容が展開されるか楽しみでもありました。


番組の冒頭で映し出された止まったままの駅の時計が、大震災を今なお鮮明に刻んでいるように感じられました。
夏になれば遠くから歓声が聞こえてきた海水浴場もすべて津波で流されて茫漠とした風景のみが残り、時間や空間を超越した何処か不思議な場所のようでした。

(日曜日のETVでも高村薫氏が述べていたように、野蒜のように再建困難な震災の爪痕をなんらかの形で保存すべきではないかと思います。)


ビデオカメラの扱いに慣れているのには、いまどきの子供らしいですね。
教室で読み上げた作文も丁寧に書かれて本当にしっかりとしています。
この子等が大人になったときに、監督の指導の元に作成した家族ビデオのデータを見て、この課外教室の事を思い出すのではないでしょうか。(またぼんやりとした記憶だけでもいいですけどね。)


夜更けの寝起きで感覚が鋭敏になっていたせいか、造り込まない演出が心に響いて仕方なかったです。
子供のように泣いたりして、感情を素直に表せないのが哀しいです。

私にもいまだ行方不明の親族がいますが、被災地の将来を担う子供が悲しみを乗り越えて無事成長するよう願っています。


若松孝二監督公式サイト
http://www.wakamatsukoji.org/
3/24〜映画『海燕ホテル・ブルー』が全国公開されます。

昨日、若松監督と社会学者の宮台真司さんの対談をユースト録画で拝見しました。
youtubeでも見られるので、是非ご覧になってください。
http://www.youtube.com/watch?v=5fpgm5luGpM

若松孝二監督の「11.25自決の日三島由紀夫と若者たち」がカンヌ国際映画祭「ある視点」部門へノミネートされました。




ブログ村、人気ブログランキング、blogramランキングに参加しています。
よろしければ一日一回のクリックをお願いしますm(__)m
にほんブログ村 映画ブログへ  人気ブログランキングへ  blogram投票  ボタン
ありがとうございます。
若松監督の前に放映された、登山家栗城史多氏の回も途中から見ましたが良かったです。
夏山に雪渓が残り、頂上前で突然クマが出現したのには驚きました。多くの子供には新鮮な体験だったのでしょうが、体力の弱い子には少し過酷な課題のように感じられました。


コメント (0) |  トラックバック (0) | 

青春☆金属バット

2012-03-03 17:33:12 | 映画・映画館


メディア 映画
上映時間 96分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(ゼアリズエンタープライズ=日本出版販売)
初公開年月 2006/08/26
ジャンル ドラマ/青春/コメディ
映倫 PG-12

【クレジット】
監督: 熊切和嘉
製作: 古屋文明
柏原裕美
プロデューサー: 小林智浩
西岡理絵
木村俊樹
原作: 古泉智浩
『青春☆金属バット』(秋田書店刊)
脚本: 宇治田隆史
撮影: 橋本清明
美術: 井上心平
音楽: 赤犬
主題歌: 野狐禅
『ならば、友よ』
照明: 大坂章夫
録音: 沼田和夫
助監督: 野尻克己

出演: 竹原ピストル 難馬邦秋
(野狐禅)
安藤政信 石岡
坂井真紀 エイコ
上地雄輔 石岡の同僚警官
佐藤めぐみ コンビニのアルバイト女子高校生
江口のりこ 石岡の妻
若松孝二 ベイブ・ルースの息子(自称)
寺島進 落合

【解説】
 「鬼畜大宴会」「アンテナ」の熊切和嘉監督が古泉智浩の同名コミックを映画化した異色の青春コメディ。退屈な毎日を送るダメ男の主人公が、酒乱の巨乳女との出会いをきっかけに、挫折した青春を取り戻そうと悪戦苦闘する姿を描く。主演はバンド“野狐禅”の竹原ピストル、共演に安藤政信と坂井真紀。
 コンビニでアルバイトをする27歳の男、難馬。冴えない毎日を送る彼が、唯一本気で打ち込んでいるのがバットの素振り。“究極のスイング”を目指してバッティングセンター通いを続けていた。そんなある日、呑んだくれの巨乳美女、エイコと出会う。暴力女のエイコに振り回され、難馬はいつしかエイコとともに“バット強盗の2人組”として警察に追われる身に。しかし、そんな2人を見つけたのは全くやる気のない警官、石岡だった。しかも難馬と石岡は、高校時代、同じ野球部に所属していた仲間だった…。

(以上allcinemaより)

gooレビュー欄に投稿したレビューをこちらにもup。

原作が古泉智浩先生の作品は、本作品で2度目です。まだこちらは、漫画未読ですが。
熊切和嘉監督は、「アンテナ」が既鑑賞だけど、青春物は初体験。
DVDだと、中盤過ぎまでかなり暗い画面が多く暴力的な雰囲気も相まって見づらいことこの上ない。劇場鑑賞ならまだしも、まだ不慣れなデジタルTVゆえ明度調整が効かず残念でした。
主演の竹原ピストル(野狐禅)の純粋な野球青年が好適、友人警官安藤政信も安定した演技力。巨乳女の坂井真紀さんも酔いどれ役で健闘、アップ横顔の美しさはこの映画に不釣合いな程でした。若松監督は懐かしくも怪偉な風貌で時空のおじさん(?)的な力を所持していたのでしょうか。
野球対決で逃亡を助ける終盤〜ラストが満点ながら、青春映画に求めるものが大きいのかやや不満が残る鑑賞でした。

Yahoo!映画ユーザーのtengu3711さんによるレビューもどうぞ。

若松孝二監督は、この映画に欠かせない役どころでした。
関係ないけど、ゾンビ邦画にも登場して欲しいものです。
(ニコ生のゾンビイベントでも、確かこの監督作品と間違えたコメントがあったな〜)

所沢は、もっと雰囲気がいい場所があるのに、映画鑑賞した人の大幅なイメージダウン(想像ですが)が残念。(隣隣市在住ですが、現状の評価upを望んでます)




ブログ村、人気ブログランキング、blogramランキングに参加しています。
よろしければ一日一回のクリックをお願いしますm(__)m
にほんブログ村 映画ブログへ  人気ブログランキングへ  blogram投票  ボタン
ありがとうございます。
ヤフオクを見ていたら、たまたま安価な『青春☆金属バット』を入手できました。
落札から十日くらいかかったので、果たして届くかと心配でしたがようやく到着、無事鑑賞と相成りました。
正規レンタル版と表示あるも、上記DVDの写真と異なるので物足りない。改めて特典映像とフォトブック封入入りを頼むか検討中です。

コメント (0) |  トラックバック (0) | 

ロング・エンゲージメント

2012-02-07 22:14:58 | 映画・映画館


ロング・エンゲージメント 特別版 [DVD]
オドレイ・トトゥ (出演), ギャスパー・ウリエル (出演), ジャン=ピエール・ジュネ (監督) | 形式: DVD


ロング・エンゲージメント(2004)
UN LONG DIMANCHE DE FIANCAILLES
A VERY LONG ENGAGEMENT
メディア 映画
上映時間 134分
製作国 フランス
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2005/03/12
ジャンル ミステリー/ロマンス/戦争
映倫 R-15

【クレジット】
監督: ジャン=ピエール・ジュネ
製作総指揮: ビル・ガーバー
ジャン=ルイ・モンチュー
原作: セバスチャン・ジャプリゾ
『長い日曜日』(東京創元社刊)
脚本: ジャン=ピエール・ジュネ
ギョーム・ローラン
撮影: ブリュノ・デルボネル
美術: アリーヌ・ボネット
衣装デザイン: マデリーン・フォンテーヌ
編集: エルヴェ・シュネイ
音楽: アンジェロ・バダラメンティ

出演: オドレイ・トトゥ マチルド
ギャスパー・ウリエル マネク
ジャン=ピエール・ベッケル エスペランザ
ドミニク・ベテンフェルド アンジュ・バシニャーノ
クロヴィス・コルニアック ブノワ・ノートルダム
マリオン・コティヤール ティナ・ロンバルディ
ジャン=ピエール・ダルッサン ゴルド伍長
ジュリー・ドパルデュー ヴェロニック・パッサヴァン
アンドレ・デュソリエ ピエール=マリー・ルヴィエール
ティッキー・オルガド ジャルマン・ピエール
ジェローム・キルシャー バストーシュ
ドニ・ラヴァン シ・スー(フランシス)
シャンタル・ヌーヴィル ベネディクト
ドミニク・ピノン シルヴァン
ジャン=ポール・ルーヴ 郵便配達人
ミシェル・ヴュイエルモーズ プチ・ルイ
ジョディ・フォスター エロディ・ゴルド
チェッキー・カリョ ファブリエール大尉
リュファス ベルトン
アルベール・デュポンテル セレスタン・プー

【解説】
 「アメリ」の鬼才ジャン=ピエール・ジュネ監督が、再びオドレイ・トトゥを主演に迎え、セバスチャン・ジャプリゾの全仏ベストセラー小説『長い日曜日』を壮大なスケール映画化したミステリー・ラブ・ロマンス。第一次大戦を背景に、戦死の報せにも婚約者の生存を確信し、愛の絆と直感を頼りにいくつもの謎を解き明かしながら愛する人の捜索を一途に行なう一人の女性の姿を、ファンタジックなテイストと戦場におけるリアリズムを交錯させつつ、ジュネ監督こだわりの映像美でミステリアスに綴ってゆく。
 第一次大戦下のフランス、ブルターニュ地方。幼い頃の病気の後遺症で脚が不自由なマチルド。戦場に旅立った恋人マネクの帰りを待ちわびていた彼女のもとに、ある日、マネク戦死の悲報がもたらされる。彼を含めた5人の兵士が軍法会議で死刑を宣告され、武器も持たずにドイツ軍との中間地帯に置き去りにされたという。だが、マネクの最期を見届けた者はいない。不思議な愛の直感を信じるマチルドは、マネクがまだどこかで生きていると確信する。以来、彼女は私立探偵を雇い独自の調査を始めると共に、自らの直感を頼りにマネクの消息を尋ねて回るのだった…。

(作品情報 allcinemaより)

今回は特別版をヤフオクで購入、ふだんのレンタル版と異なり、ジャン・ピエール・ジュネ監督による音声解説が内容理解の助けになりました。新品のDVD品質はレンタルと比較にならないので、今後もなるべく店頭やネットで買おうと思います。

同様に音声解説を挙げて説明している、こちらのユーザーコメントを参考に。


この解説から、アメリカでの公開に気を配っている監督の心づかいが感じられました。
本編と併せてかなり視聴時間がかかってしまいましたが。

ゴルド伍長の妻を演じたジョディ・フォスターとティナ役のマリオン・コティヤールは古い表現ですがさすが第一級の女優ですね。前者は欧州映画では馴染みが薄いのではと思ってましたが、役は見事にはまっていたし、米映画での演技よりもっと多面性のある人だなと思いました。
愛する人の復讐を果たしたティナの処刑を描く場面、解説で監督曰く、当時の刑場風景を綿密に研究していたのが印象的でした。他のシーンでも古い写真や絵葉書はもとより、詩の一編や絵画を元に場面を構築している監督の幅広い教養や海溝のような知識の深みにも感心しきりでした。

ジュネ監督の既鑑賞作品は『アメリ』のみですが、本作品においてもマチルドの父役ドミニク・ピニョンをはじめ常連俳優が登場しており、まるで旧知の友人か家族のごとく身近な存在に感じられました。また、オムニバス映画『TOKYO!』に怪異なモンスター役で出演したドニ・ラヴァンも戦場で弁舌をふるう兵士シスーを演じてました。

オドレイ・トトゥはシリアスなクローズ・アップよりも、ワンカットの最後に浮かぶ微笑みが魅力なんですね。彼女が登場しないジュネ監督の映画も楽しみだけど。音声解説でも何度か取り上げた『ロスト・チルドレン』等本作の比較対象としても見てみたいです。

それにしても戦争映画はいまだに見ることが慣れないです(マチルダの夫マネクの行方調査や旅程のシーンが多くて良かった)。監督やスタッフ、キャスト、エキストラに至るまで多大な人力と労力をかけたシーンが映画に活かされないと正統的な映画ファンは物足りないかもしれないですが。


詳しい映画評です。特殊効果・デジタル視覚効果を担当した企業も注目。
cinema / ロング・エンゲージメント』





ブログ村、人気ブログランキング、blogramランキングに参加しています。
よろしければ一日一回のクリックをお願いしますm(__)m
にほんブログ村 映画ブログへ  人気ブログランキングへ  blogram投票  ボタン
ありがとうございます。
ジャン・ピエール・ジュネ監督、『エイリアン4』も制作してます。脚本はちがいますね。
戦争とエイリアン、不気味さや他者への襲撃において共通するかもしれません。
キスの場面もそうだと監督の解説にありましたし。
SF映画においても欧州の監督作は米より不条理やウェットが勝って惹かれるものがあります。

コメント (0) |  トラックバック (0) | 

所沢ミューズシネマセレクション 3/16〜3/18

2012-01-21 11:59:49 | 映画の話題
3/16〜3/18に開催される、所沢ミューズシネマセレクション(映画祭)についてのご案内です。


ミューズ シネマ・セレクション
世界が注目する日本映画たち PartXII


1月22日(日)前売り発売開始

前夜祭

2012年3月16日(金)

15:45〜 前夜祭 プレ上映「精神」(128分)
18:30〜 前夜祭 「Peace」(75分)
     特別対談「みること、撮ること、届けること」

ローソンチケット
チケットぴあ


映画祭

2012年3月17日(土)

10:45開場/11:00〜「奇跡」(127分)
14:15開場/14:30〜「ヘヴンズ ストーリー」(278分)

2012年3月18日(日)

10:45開場/11:00〜「歓待」(96分)
13:30開場/13:45〜「川の底からこんにちは」(112分)
16:30開場/16:45〜「海炭市叙景」(152分)

☆ゲスト来場予定。

ローソンチケット
チケットぴあ


所沢ミューズチケットカウンターでも各日分・セット券が販売されます。
(窓口販売・電話予約)

詳しい公演情報・チラシは所沢市民文化センターMUSE HPを参照下さい。

Google地図



PFF公式サイトでも追加情報を。
http://pff.jp/jp/news/2012/03/12-3.html

コメント (0) |  トラックバック (0) | 

ライフ・イズ・デッド/古泉智浩 & 映画『ライフ イズ デッド』関連情報

2012-01-02 13:48:11 | 


ライフ・イズ・デッド (アクションコミックス) [コミック]
古泉 智浩 (著)
出版社: 双葉社 (2007/2/28)
発売日: 2007/2/28

古書サイトにて、購入。
漫画なので速攻読了、また適宜継続して読んでいます。
何故か風呂上りに読みたくなります(笑)。

近年のZombieブームもあり、海外発の関連映画やゴブリン等テーマ音楽に親しむ昨今ですが、
漫画は今回が初めてでした。
著者もあとがきに書かれていますが、花くまゆうさく氏の『東京ゾンビ』等にも興味あります。

本書のような良書による警告を発しても、疾病に対する偏見にはあまり変化は訪れない日本であるような気がします。(これから増加するであろう、原発由来の症状が気がかりです)
共有できるとしたら、症状が表面に現れる病気に罹患した経験者・関係者であるのでしょうね。
レビューにもあるように、登場人物のアイロニーやAIDSのような回復不能な病へのアンチテーゼが主テーマであるのでしょうが、それとは別に奇異なるものを忌避するという人間の本性を意識する事を、常に心に留めて置きたいと思います。

直接内容は関係ありませんが、『ジロジロ見ないで』という本の内容も思い出しました。


以下、『ライフ・イズ・デッド』の映画情報です。

 

公式サイト

Yahoo!映画
ぴあ映画生活
シネマトゥデイ
映画.com
nifty映画
allcinema
IMDb

菱沼康介監督:

PFFアワード2002 グランプリ作品『つづく』のデータは、こちら
YouTube 『最期のチャンス』予告編トークショー ショートドラマ『遠距離デート

映画「ライフ・イズ・デッド」について 菱沼康介監督ロングインタビュー

音楽担当のAjysytz公式サイト

原作者 古泉智浩先生:

BOOK OF DAYSタコシェにて古泉智浩先生の自費出版漫画『ゾンビの森』再入荷。
付属のDVDを拝見して、自主映画を制作している古泉先生の短編映画はインディペンデントの原点みたいで結構好きになりました。
プロによるゾンビメイクは真に迫っていたように思います。

三平映画館 古泉智浩先生のポッドキャストが聴けます。

三平映画館特別ユースト中継、『ライフイズデッド解説』です。いつもの川崎さんに加えて、菱沼康介監督をお迎えしてお送りしております。

【トークイベント】 2.26(日) ZはゾンビのZ〜冬のゾンビマンガ&映画サミット
【出演】古泉智浩、すぎむらしんいち、菱沼康介(「ライフ・イズ・デッド」監督)他
Live Wire http://www.go-livewire.com/
終了後も、ppv(有料ust)でどうぞ。

ニコ動での切通理作さん&しじみさんとの対談
切通理作のせつないかもしれない#35 古泉智浩マンガのせつない駄青春
切通理作のせつないかもしれない#36 「ささやか映画」へのご招待


菱沼監督、古泉先生のブログにも映画情報が載ってます。左ブックマークリンクからどうぞ。

今後、再映や拡大上映されることを祈ってます。
DVDも早く見たい。


漫画原作の古泉智浩先生、素敵な映画を撮って頂いた菱沼康介監督、キャスト・スタッフ・関係者の皆様に、心から感謝。


goo映画に短感レビューupしてますが、最近何かとサイトの不具合があるのでこちらにも書き留めておこうと思います。

再映やDVD化されたら、落ち着いてレビューを書いてみたいので、まずは一言感想を。
キャストスタッフの優秀さに関わらず、何故かあまり個人的に満足しなかったのです。
素人俳優の粗雑な自主短編映画が懐かしくなったりで、あまり演技や映像を造り込まないほうがよかったのかなぁ。
twitterでは、好評な感想が多かったようなので、今後の作品に期待したいです。
ハードなモノクロ版にしたらどうだろうかと色々想像してますが、旧式のDVDプレイヤーによっては試せそうですね。


コミックナタリーの特集記事

人生謳歌 後藤友香&古泉智浩 2人展
2012年4月21日〜5月27日 午後1時〜7時(月、火休廊 4/30(月)祝は営業)
文京区 Hiromart Gallery
レッツエンジョイ東京 ギャラリー情報






ブログ村、人気ブログランキング、blogramランキングに参加しています。
よろしければ一日一回のクリックをお願いしますm(__)m
にほんブログ村 映画ブログへ  人気ブログランキングへ  blogram投票  ボタン
ありがとうございます。

ちょうど映画の東京上映期間中、寒さで手指に幾つものあかぎれが生じていたので、主人公がギターを弾く時に弦で皮膚が切れて妹に手当てしてもらう漫画の場面をふと思い出した次第です。
いま巷で何かと話題になる”ゾンビ”ですが、自分でもプロットやシナリオを試行錯誤しながら作ってみたいですね。



赤星浩止役で映画『ライフ・イズ・デッド』に出演、5月16日に逝去された小林すすむさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
allcinema フィルモグラフィー
オフィシャルサイト





ライフ・イズ・デッド (アクションコミックス)
古泉 智浩
双葉社
  

ジンバルロック
古泉 智浩
青林工芸舎


青春☆金属バット
古泉 智浩
青林工芸舎





くノ一忍法帖 影ノ月 [DVD]
クリエーター情報なし
キングレコード


ZONE [DVD]
クリエーター情報なし
RQ


kara-fit(カラフィット)ダンスダイエット3枚組コンプリート版 [DVD]
クリエーター情報なし
ウェルネスエンターテイメント




コメント (0) |  トラックバック (0) | 

TOKYO!

2011-12-15 23:04:55 | 映画・映画館
欧州・アジアの3監督によるオムニバス映画『TOKYO!』、GyaO!で無料配信中です。
TOKYO! 配信ページ
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00908/v12075/


Yahoo!映画ユーザーレビューから
ここでは映画評論家より現実的なユーザー評が嬉しいです。

私も、ポン・ジュノ監督の短編『シェイキング東京』が一番馴染み易く、記憶に残りました。
以前に見たDVDレンタルでは、返却を急いでいたため途中まで視聴しましたが今回ほど没入できずじまいでしたので。


いずれの監督も一作品は長編で鑑賞済みで、その作風は大体了解しているものの、前2作は暗い内容ゆえあまり楽しんで見られませんでした。
(鑑賞回数を重ねれば、これがどう変わるでしょうね)
但し、上の動画は、なるだけ省略しないで最初から全部見て頂きたい。
前2作で苦難を体験しただけ、3作目で深い満足感を味わえると思います。
(さらに広告というハードルもありますが)


allcinemaのデータ
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=329507

【解説】
 オリジナリティ溢れる作風で世界的にファンの多いクリエイター、ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノが東京を舞台に競作した豪華なオムニバス・ムービー。
 ミシェル・ゴンドリー監督「インテリア・デザイン」──映画監督の恋人と上京したばかりのヒロインに降りかかる不思議な出来事を綴るファンタジー・ストーリー。主演は藤谷文子と加瀬亮。映画監督の恋人アキラと一緒に上京してきたヒロコ。高校時代の同級生アケミの部屋に居候しながらバイト探しを始める2人だったが、アキラとは対照的に都会の水になかなか馴染めないヒロコは、次第に疎外感を感じ始める。
 レオス・カラックス監督「メルド」──監督の盟友ドニ・ラヴァンが東京中を震撼させる謎の怪人に扮する不条理劇。マンホールの中から突然現われては、街中で奇行を繰り返し、道行く人々に危害を加える神出鬼没の謎の男メルド。メディアでも大きく取り上げられ、いつしか“下水道の怪人”と呼ばれ、東京の人々を恐怖に陥れるメルドだったが…。
 ポン・ジュノ監督「シェイキング東京」──香川照之と蒼井優を主演に迎え、引きこもり男とピザの宅配少女との奇妙な心の交流を描くファンタジー・ラブストーリー。10年間引きこもりの生活を送る一人の男。土曜日には必ずピザを頼むその男の家に、その日、配達に来たのは美しい少女だった。思いがけず、少女と見つめ合ってしまう男。その瞬間、突然大地が揺れ、少女は気絶してしまうのだが…。


本映画を詳しく紹介した『映像+4』も併せてお読みください。
こちらを先に購入して熟読していたため、オムニバス全般に期待した部分が多かったのです。
各監督はじめスタッフ各員がじっくり準備や撮影に手を掛けた様子が伝わっていただけに、それだけの充実した感想が未だ得られず残念です…




ブログ村、人気ブログランキング、blogramランキングに参加しています。
よろしければ一日一回のクリックをお願いしますm(__)m
にほんブログ村 映画ブログへ  人気ブログランキングへ  blogram投票  ボタン
ありがとうございます。
レオス・カラックス監督の作品レビューはまだ未掲載ですが、ミシェル・ゴンドリー監督(エターナル・サンシャイン)は既に載せているので、よろしければレビューを読んで頂ければ幸いです。
オムニバス3作目のポン・ジュノ監督による長編作品をもっと見たくなりました。DVDで既見の『ほえる犬は噛まない』もコメディながら韓国の暗部も描いていて犬好きな人には辛い箇所がありますが、見る価値は十分あります。




TOKYO! [DVD]
クリエーター情報なし
VAP,INC(VAP)(D)







今年も沢山のBlogへのご訪問、ありがとうございます。
どうやら、更新は来年になりそう…

来る2012年もよろしくお願い致します。







コメント (0) |  トラックバック (0) | 

『Fragment』×『大津波のあとに』『槌音』

2011-12-02 17:39:39 | 映画・映画館
『Fragment』×『大津波のあとに』『槌音』
日時:12/1(木) 19:00開場/19:30開演 渋谷アップリンクファクトリー



『Fragment』初鑑賞と、再度の『大津波のあとに』『槌音』&御三方のトークイベントを是非観たかったので雨天と寒さにめげず渋谷行きを決断。

悪天候にかかわらず満員の会場に、心からの満足と感謝。

私の隣席にいた年配の方にはあまり好評でなかった様子でしたが、『Fragment』に登場する若き僧侶のパワーには、度肝を抜かれました。
(僧侶であることを除くと、主人公の実直さんはいまどきの若者そのものです)

『Fragment』映画紹介 Cinematopics

音楽PVを撮っている佐々木監督ならではのノリや迫力、僧侶が朗々と唱える経文がライムの様に聴こえて来るような印象を抱きました。
日蓮宗そのものの紹介や荒行の様子も、もう編集に多く入れられると個人的に満足できたかもしれません。
911の供養行と、僧侶の日常がどれも突出することなく彼には大切に扱うべきものなのでしょうね。

『大津波のあとに』『槌音』は8月の上映時の感想と大きく離れることはなかったように思います。
まだ震災の激動冷めやらぬ時期よりも、今回はだいぶ落ち着いて鑑賞出来たのが何よりでした。
以前の編集にはなかった自らの姿を映した鏡のシーンは森元監督の新境地。
大久保監督の『槌音』も地元の勇壮な祭りや日常のホームビデオの記録がもう戻らない記憶として観た者に深く刻まれる作品でした。
御二方のすぐれた映像詩表現を再認識した次第です。

上映されたドキュメンタリーの他、フィクションでの既参加・監督作も是非今後観てみたい。


森元監督の『大津波のあとに』は2日中国で上映されるとのお話でした。
本当の日本の姿を中国に!日本ドキュメンタリー映画上映会の記事
このような海外、特にアジア圏での相互上映が増えるといいですね。
公式サイトに北京上映会の詳細がUpされています。


再々上映決定!『大津波のあとに』『槌音』日時:2012年1月7日(土)〜13日(金) 連日10:20
渋谷アップリンクX

再々上映、おめでとうございます!

12/27(火)年内最終上映 @光塾
 『大津波のあとに』 『槌音』 上映
場所:光塾(東京・渋谷)   料金:一般1,200円 学生・シニア1,000円
日程:2011年12月27(火)  時間:15:00/17:00/19:00/20:45/(4回上映)

三重(1/21,22,25)愛媛(1/28〜)長野(2/11)札幌(3/6〜)新潟(3/10〜)静岡(3/17〜)
全国拡大上映情報は、こちら

2/25(土)より広島・横川シネマにて、2週間ロードショー!
『大津波のあとに』 『槌音』 上映
場所:横川シネマ(広島市) 日程:2012年2月25日(土)〜3月9日(金) 時間:未定

シネマカラーズに、森元修一監督と大久保愉伊監督のインタビューが掲載されています。
2012年3月10日(土)〜オーディトリウム渋谷にて1週間限定公開決定、おめでとうございます。

1/28付朝日新聞社会面の「大槌日記 町の記憶 風化させぬ(岩手・大槌駐在 東野真和さん)」に、
大久保愉伊監督の写真と映画『槌音』の内容が掲載されました。

日本のドキュメンタリー上映に多くの観客:2011年12月2日から3日間中国で開催された『2011REAL』に森元修一監督の『大津波のあとに』が上映され、ご本人も他3監督と「地震会議」で参加された、People's Chinaの記事です。

[リュウジの北京レポート] 2011REAL日本ドキュメンタリー映画交流会

瀬々監督のコメントが公式サイトにアップされました!

3月7日(水) 六本木・東日本大震災復興支援
震災ドキュメンタリー映画 チャリティー上映会 - HILLS CHARITY


『大津波のあとに』『槌音』3月13・15日パリ日本文化会館での上映、3月29日アイルランド・ダブリンにて東日本大震災1周年追悼上映決定、さらに2011年度日本映画復興会議・奨励賞決定、誠におめでとうございます!!
【プレスリリース】


全国拡大上映情報はこちら







ブログ村、人気ブログランキング、blogramランキングに参加しています。
よろしければ一日一回のクリックをお願いしますm(__)m
にほんブログ村 映画ブログへ  人気ブログランキングへ  blogram投票  ボタン
ありがとうございます。
今回、長丁場になりそうな予感だったので、終電が早い沿線ゆえ事前に宿を予約しておいてトークイベント終了まで鑑賞しました。
会場に来訪されたすべての方が最後まで楽しめるように、長時間上映の場合可能な限り開場/開演時間を早くして頂けると嬉しいです。



コメント (0) |  トラックバック (0) | 

下町の顔役 M吉小父さんの話

2011-11-15 12:21:18 | 日常雑記
下町の顔役 M吉小父さんの話


以前から何回か母に聞いた話です。

浅草にあった国際劇場の売店主であった、M吉小父さんという男性がいました。
その人は、最近母に聞いたところ親に連れられての疎開ではなく(そういう家族もいましたが)、
幼い頃母の実家にもらわれて来た人とのことでした。
20歳頃まで実家で育てられて、その後は各地を放浪したそうです。

母が中学生の時、突然粋な女性を案内しながら実家付近を歩いていた男性が
その放浪していたE藤M吉さんでした。
同伴していた女性は、その時代に珍しかった洒落た折りたたみ傘を持っていました。

浅草国際劇場の2つの売店の権利(これはなかなか取得できないそうです)を取得、
正妻はお好み焼き店を切り盛りする女主人、お妾さんは一緒に来訪した女性で、
母達に浅草の風物や劇場の話やら一杯お土産を渡して帰京したそうです。
六区でも顔役で通っていたとの話でした。

その後、その人は何度も実家に来訪、母や親戚の伯母さん達も劇場売店や浅草を訪ねました。
伯母さん達は持ち切れないくらい、珍しい都会の名物を買い込み、目いっぱいしょって
帰郷したそうです。
新宿の牛込に女手ひとつで洋裁をしていた親戚の伯母さんがいたので、浅草との相互交流もありました。

母から聞いた小父さんについての話でで印象的だったのが、母の家で飼っていた親犬が産んだ仔犬が気に入って、鉄道便で連れ帰った話です。
着いたときにわざわざ電報を寄越したほどです。
浅草の家でも、ずっと可愛がっていたのでしょう。

その小父さんと正妻やお妾さんとの間には、子供はいなかったかもしれません。
母が父と結婚、上京してからM吉さんが亡くなったとの知らせを受けました。


以上が浅草国際劇場の売店主、E藤M吉さんの実話でした。

おしまい


参考資料:私の昭和史(第2部)華やかなりし国際劇場とSKD(上)




ブログ村、人気ブログランキング、blogramランキングに参加しています。
よろしければ一日一回のクリックをお願いしますm(__)m
にほんブログ村 映画ブログへ  人気ブログランキングへ  blogram投票  ボタン
ありがとうございます。
上に書いた小父さんは自分の先祖ではありませんが、母や祖母達と一時は家族のようだったと聞き、ゆかりのある浅草界隈を参拝がてら歩いて供養をしました。
母の実家(現在は津波で土台のみ)は宮城県でも海沿いの田舎ゆえ、当時東京から疎開した家族は多かったそうです。祖母は病気がちであまり家事をしない人だったのですが、身寄りがなかったり着のみ着のままで逃げてきた家族を受け入れた話に懐の深さを感じます。
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

A・タルコフスキー2作品を劇場鑑賞

2011-11-05 18:19:15 | 映画・映画館
リニューアル後、初めて行った早稲田松竹で鑑賞。
綺麗になった座席や来場した観客のマナーの良さ等、どんなシネコンや独立系劇場よりも満足した上映回でした。

『鏡』
(1974)
ЗЕРКАЛО
ZERKALO
メディア 映画
上映時間 108分
製作国 ソ連
公開情報 劇場公開(日本海)
初公開年月 1980/06/
ジャンル ドラマ
(allcinema)

スペイン戦争、第2次世界大戦、中ソ国境紛争などの記録フィルムを挿入しながら、主人公の母に対する愛慕、別れた妻と息子の関係を過去と現実を交錯させながら描く。監督は「惑星ソラリス」のアンドレイ・タルコフスキー、脚本はアレクサンドル・ミシャーリンとアンドレイ・タルコフスキー、撮影はゲオルギー・レルべルグ、音楽はエドゥアルド・アルテミエフ、美術はニコライ・ドヴィグブスキー、ナレーターはインノケンティ・スモクトゥノフスキーが各々担当。出演はマルガリータ・テレホワ、オレーグ・ヤンコフスキー、イグナート・ダニルツェフ、フィリップ・ヤンコフスキー、アナトリー・ソロニーツィン、ニコライ・グリニコなど。
(Movie Walker)


ブックマーク中の、amaterasuloverさんの評


映像詩であると同時に非常にメッセージ性が強いのに、普段使っている言葉では語り尽くせないものがありますね。特に主人公が幼少時に見た火事(と、その後の夢らしき焼跡の描写)が最もトラウマになりそうです。
過去に深夜のTV映画で見た『ノスタルジア』も記憶に刻まれていますが、何年経ってもそれが確たる言葉にならないくらい深層心理の深い場所に浸透する映画を撮る監督だと思います。



『惑星ソラリス』
(1972)
SOLARIS
メディア 映画
上映時間 165分
製作国 ソ連
公開情報 劇場公開(日本海)
初公開年月 1977/04/
ジャンル SF

【クレジット】
監督: アンドレイ・タルコフスキー
原作: スタニスワフ・レム
脚本: フリードリッヒ・ガレンシュテイン
アンドレイ・タルコフスキー
撮影: ワジーム・ユーソフ
音楽: エドゥアルド・アルテミエフ
助監督: ラリッサ・タルコフスキー

出演: ナターリヤ・ボンダルチュク
ドナタス・バニオニス
ユーリ・ヤルヴェット
ニコライ・グリニコ
アナトリー・ソロニーツィン
ウラジスラフ・ドヴォルジェツキー

【解説】
 近未来、未知の惑星ソラリスの軌道上に浮かぶ宇宙ステーションで異常事態が発生。その調査のために科学者クリスは地球を出発する。到着したステーション内は荒れ果て、先発の3人の科学者は皆、狂気の淵に立たされていた。そして、クリス自身も数年前に自殺したはずの妻ハリーの姿を目撃し、言い知れぬ衝撃を受ける。だがそれは、人間の意識を反映して具現化させるソラリス表面のプラズマ状の海の仕業だった……。ポーランドの作家スタニスワフ・レムの『ソラリスの陽のもとに』をタルコフスキーが映画化。ソ連製SFの代表作であると同時に、人間の潜在心理の持つ力を巧みに描き出した傑作。ソラリスが--いや、結局はクリス自身が--生み出した妻の幻影の描写など、まるで“愛の暴走”とでも言うべき狂おしさに溢れ、ラスト・シーン、クリスの意識を満面に受けたソラリスが創り出した情景には、深い郷愁の念を思い起こされる。“意識”の定義を大きく揺るがされる事だろう。ソラリスの海こそが、心の鏡であったのだ。これは、その鏡を覗き込んでしまったために、想いに取り憑かれた男の悲しい物語なのかもしれない。
(以上allcinemaより)


イメージフォーラム アンドレイ・タルコフスキー映画祭


東京の未来都市のシーン、惑星行の前章として意味深いものだと知りつつ眠くなって困った(笑)。間断なく行きかう車列と迷宮のような高速道路が、まるで巨大生物の生き物のようでした。
クリスでなくても違いの解る男性なら間違いなく亡き妻ハリーの美貌にやられるはず(?)。
彼女や他の乗組員を惑わせる幻覚が、現在進行で研究の進むニュートリノ(中性微子という訳がついてました)で出来ているとは、科学者も脱帽の想像力(未読ですが、スタニスワフ・レムの原作にあるのかも)。
ラストで主人公が帰還する、プラズマの海に現れる故郷を象った島が、どうにも既視感に襲われて仕方なかったのですが、何の作品か思い出せません。
劇場二本立ての前作品の『鏡』とは異なり、通常の感覚で観られる作品です。
しかし道徳や哲学的問題を観客に問うていて、題名から想起するに無機質なSF作品だと思って観たら、生の根源を表す印象深い人間ドラマに感銘を受けました。


今後もミニシアター再映の他、上記の映画祭のような企画が、あると嬉しいです。




ブログ村、人気ブログランキング、blogramランキングに参加しています。
よろしければ一日一回のクリックをお願いしますm(__)m
にほんブログ村 映画ブログへ  人気ブログランキングへ  blogram投票  ボタン
ありがとうございます。
タルコフスキー以外ではあまり見たことがありませんが、ロシア映画のキリル文字の字幕は、いかにも異国の映画であるような独特の印象を受けます。
日本でそうだから、製作国の映画館で観たら更に異邦人としての想いが強くなるでしょう。
旅行先の街が安全かどうかはさておき、生あるうちに是非行ってみたいです。




鏡【デジタル完全復元版】 [DVD]
クリエーター情報なし
アイ・ヴィ・シー


惑星ソラリス [DVD]
クリエーター情報なし
アイ・ヴィ・シー






コメント (0) |  トラックバック (0) | 

ぐるなび