オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

今日聴いたCD 9月11日

2012年09月11日 12時36分57秒 | 今日、聴いたCD
①シベリウス クレルヴォ交響曲 作品7 ヨルマ・パヌラ指揮トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団、ラウルーン・イスタヴァント男声合唱団(1996年録音 NAXOS盤)
②シベリウス 交響曲第7番 ハ長調 作品105 パーヴォ・ベルグンド指揮ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団(1984年録音 EMI盤)

先月末より当ブログの話題はフレンズ・オン・アイスを中心にフィギュアスケートの話題が続いていますが、仕事が休みの日は地道にクラシック音楽のCDは聴いてきました。
昨晩は、この前の日曜の夜中、NHKのBSで放送されたベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」の録画を見ました。
ニコラウス・アーノンクール指揮ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団、オランダ放送合唱団による演奏。今年4月、アムステルダム・コンセルトヘボウでの映像である。
この顔ぶれ、会場でのベートーヴェンの最高傑作の演奏。興味深々でした。
私はアーノンクールとは、どちらかと言うと相性が良くないので、見始めてすぐにスイッチを切って映像を抹消するか、最後まで幸運にも見続けるか、どちらかと思っていましたが、今回は幸運にも最後まで見ることが出来ました。
以前、購入したウィーンフィルとのブラームスの「ドイツ・レクイエム」のCDの印象が、あまりにも悪すぎたので、なおさらでした。
映像を見始めて、すぐに目を引いたのは会場のアムステルダム・コンセルトヘボウの様子。やはり伝統というものが伝わってきました。そしてズラリと並ぶ名門オケの面々。そして後方から登場する独唱者と指揮者。緊張感あふれる独特な雰囲気に、映像に見入りました。
演奏はゆっくりとした腰を据えた演奏。「ドイツ・レクイエム」のCDでは何か居心地が悪く、最後まで聴くのが辛かったが、今回は、そんなことはなかった。
コーラスはそんなに人数は多くありませんが分厚いハーモニー。確か昔のバーンスタインがこのオケを振った「ミサ・ソレムニス」の録音も、コーラスは、この合唱団だった記憶がある。
やはり、いろいろな演奏様式を受け入れることが出来るベートーヴェンの音楽の強さ、ベートーヴェンの音楽の持つしたたかさを今回は強く感じました。
やはり名門ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団の存在が大きかった。この名門オケの響きを堪能する。アーノンクールを聴いたと言うよりベートーヴェンを聴いたというのが今回の実感。それが、私にとって良かったのでしょう。逆に、熱烈なアーノンクールファンにとっては物足りなかったのでは?と思ったりしました。

さて、このところ、よくCDでよく聴いているのはシベリウスとエルガーの作品です。
最近、ちょくちょくお邪魔しているブログでNAXOSレーベルのヨルマ・パヌラ指揮トゥルク・フィルによるシベリウスのクレルヴォ交響曲のCDが紹介されていて、たいへん気になったので入手して聴いてみました。
私はNAXOSは好きなレーベルなので、きちんとチェックしているつもりでしたが、今回のこのCDはチェック不足で気が付いていませんでした。エルガーやブリテンの録音も、そうだったのですが、このレーベルのお国ものの録音は要注意である。たいへんな掘り出しものを捜し出すことがあります。
今回は、たいへんな掘り出し物。
シベリウスの作品と言うとヘルシンキ郊外ヤルヴェンバーの山荘にこもって書いた第4番以降の交響曲でしょう。まさに自然を超越した宇宙を見据えた傑作揃いである。
しかしフィンランドの神話などを題材にした民族意識の強い初期のシベリウスの作品も聴き逃せません。
クレルヴォ交響曲もフィンランドの叙事詩「カレハラ」を題材にした作品でソプラノとバリトンの独唱、男性合唱団を伴う演奏時間、約70分の若きシベリウスの野心作。
今回のCDは、この作品の私にとって3つ目のCDである。たいへんマイナーな作品ですが3つ目ということは、やはり気になる作品だからであるからといえるでしょう。
さて聴いてみて驚いた。オケの響きが素晴らしい!
このトゥルクという土地は1812年にヘルシンキが首都となるまでフィンランドの中心都市として栄えた都市とのこと。
またトゥルクにはわが国との縁があり日露戦争当時、フィンランドはロシアの自治領であり独立の気運が高まっていて、日本はフィンランドの独立活動家などへ武器の輸出を行っていた。 日本がフィンランド独立のために武器援助を行った大砲が今でもトゥルク市のトゥルク城に展示されているらしい。
そんなフィンランドの古都のオケの響き。今まで世界の音楽マーケットに全く毒されていない純粋な美しい響き。まだこの世に伝統の響きを守り続けていたオーケストラがあったとは、本当に驚きであった。そんなフィンランドのオケだからシベリウスの音楽にピッタリである。
私は今まで、この作品を聴く時はベルグント指揮ヘルシンキフィルによるEMI盤のCDを取り出していましたが、これからはパヌラ指揮トゥルク・フィル盤になりそうである。
いろいろと調べてみると、このオケにはシベリウスなどフィンランドの作曲家の小品を集めたCDもあるので、これも何とかしなくては。
しばらくCDを聴く時はシベリウスが中心になりそうである。







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2 コメント

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クレルヴォ交響曲 (ハルくん)
2012-09-13 23:27:48
ヨルマ・パヌラとトゥルク・フィルの演奏をお聴きになられたのですね。気に入られたとのことで嬉しいです。
それにしてもシベリウスの本格デビューの曲がこれほどの大曲で、しかも素晴らしいのには今更ながら驚かされます。やはりシベリウスは良いですね。


クレルヴォ交響曲 (オペラファン)
2012-09-14 23:10:40
ハルくんへ

シベリウスの作品の変遷を知るためには「クレルヴォ交響曲」は絶対に、避けることの出来ない作品だと思っています。
私が高校生の時、音楽雑誌で、渡邉 暁雄指揮東京都交響楽団による日本初演を知り、私にとって、この未知の作品が、どんな曲なのか、いろいろ思ったことを昨日のように憶えています。
実際、どのような演奏だったのか?今になっては、知る由もありません。

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