川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

佐藤道夫氏の憲法観

2006年02月28日 | 政治
論憲ないしは改憲の立場をとっているようです。

ちょっとがっかり。
政治家なら護憲なり改憲なり,旗幟鮮明にするべきだ。

「論憲」というのは自分の意見がないに等しいのではないか。
(特に今の時代の政治家として)論憲というのは「逃げ」ではないか。

Show the flag!
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機関士と落ち葉拾い

2006年02月28日 | 政治
札幌高検検事長から参議院議員になった佐藤道夫氏曰く,
「政治家は機関士で,弁護士は落ち葉拾い」。

政治家は機関車を突っ走らせ,弁護士は後から落ち葉を拾う。
大雑把に言えば,政治家(特に与党の政治家)は強者の立場からopinionを掲げ,
弁護士は弱者の立場からproofを拾う。

もっとも,政治家にproofが要求されることもあります
(永田代議士の失策のように)。
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Blood

2006年02月27日 | 人物
「岸には,安倍のような『甘さ』はなかったろうが,
 同時にまた安倍のように愛されもしなかった」

福田和也,『総理の資格』文春文庫。

岸信介は,愛されなかったが甘くはなかった。
安倍晋太郎は,愛されたが甘かった。

さて,安倍晋三はbothなのか either なのかneitherなのか。
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弱者保護と宰相の資質

2006年02月27日 | 社会・時事など
「『弱者』の旗をもったままで,宰相の印綬を帯びることはできない」

「権力をもったものは,『強者』として,治者として,大人としての
 自恃と倫理をもたなければならない」

男らしい。
保守派です。

福田和也。
恒存の再来ではないか。

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福田和也

2006年02月27日 | 人物
保守派の論客。
いい。
今まで敬遠してきたのを後悔するほど。

博学という陳腐な形容を通り越して,
まさに該博な知識が智慧を産み出している。

例えば,長州出身の政治家たちを値踏みして,
瀬戸内海側の田布施あたりから出た伊藤博文と岸信介が豪傑タイプ,
日本海側の萩から出た松蔭と晋作が直情径行タイプだ,という指摘など。

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中川八洋

2006年02月27日 | 日記・雑記・独り言
保守派の論客。
歯に衣着せぬ言論を,生理的に嫌う人も多いと思います。
非常に敵が多い人。

10年位前に『正統の哲学 異端の思想』を読んで,
この著者は「危険」「ヤバイ」と思った。

内容にいたく刺激を受けて結構共鳴するところがあって,
「このまま彼の本を読み続けると(実務家登用試験である)
 司法試験とは離れちゃう」と思った。

だからそれ以来彼の本は敬遠しています
(が,またパラパラとトライしてみようかと思ってもいます)。
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チョイ○○

2006年02月27日 | 日記・雑記・独り言
服飾業界に棲息する我が親友は,
「チョイ不良(ワル)」の次のトレンドを
「チョイキモ」か「チョイ漏れ」にしようと息巻いている。
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知識と智慧

2006年02月27日 | 社会・時事など
無機的な知識の集まりがやがて有機的な智慧となる。

当ブログで紹介している何の役にも立ちそうにない雑多な知識も,
いつかどこかでつながって智慧に昇華する可能性を宿しています。

ここの知識が僕のニューロンで,
いずれシナプスでつながることを目論んでいます。
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「神は細部に宿る」

2006年02月27日 | 言葉
God is in the details.

いい言葉だ。
若い頃は聞き流していたけど。

建築家ミース・ファンデルローエ。
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外国人の参政権

2006年02月27日 | 政治
何ヶ月か前一生懸命書きましたが,
このデータを見ればよかった。

知識は智慧の温床。
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インテリジェンスと好奇心

2006年02月27日 | 社会・時事など
「インテリジェンスは好奇心と裏表なんです。
 好奇心のある人はインテリジェンスがある」

林望。
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インテリジェンスと虚栄心

2006年02月27日 | 社会・時事など
「実際以上に自分を見せたい。それはインテリジェンスの欠けている証拠です」

「結局のところ、人間の心の修養というのは、
 『どうやって自己宣伝をしないように自分を抑制するか』
 ということなんじゃないかと、この頃つくづく思うことがあります」

「自己宣伝というのは、ある意味で未熟な自己を悟られまいとする
 防衛反応のようなものであります」

林望『知的な大人へのヒント』、青春出版社。
著者は間違いなく一代で出来上がった人間ではなく、
二代三代かかってはじめてできた人間。
ちなみに、林健太郎の姻戚に当たります。
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インテリジェンスと抑制

2006年02月27日 | 社会・時事など
「すべてのことに共通して、インテリジェンスは『抑制』だと思います」

林望。
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インテリジェンスと歩き方

2006年02月27日 | 社会・時事など
「一流の人はいつも歩き方がすっきりとしていてきれいです。
 端正に内輪に粛々と歩いている、それがすばらしい人の歩き方なんです。
 インテリジェンスってものが歩き方に表れる」

リンボウ。
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武蔵のコスプレ

2006年02月27日 | 日記・雑記・独り言
宮本武蔵は武士としてではなく,将軍として仕官することを望んでいた。
彼が追求したのも,武芸の道ではなく,兵法の道。
甲冑を着て葬る旨の遺言も,彼の生涯の思いを凝縮している。

だけど今の眼から見ると,彼が求めていたのは「戦術」であって,
信長の鉄砲に代表されるような「戦略」の波には勝てなかった。

だから武蔵の一生は不遇に終わった。

でも不遇に終わったからこそ、
その怨みつらみを『五輪書』へぶつけることができ、
後生の我々がその恩恵に浴することができるのかも。
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