川塵録

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東大生のノートは美しいか?

2008年10月11日 | 教育・子育て
『東大生のノートは必ず美しい』なる本が店頭に並んでいる。

一部正解,一部間違い。
 (後記:「必ず」美しいかというと,間違い。)

東大生以外の人は,多く「東大生」を一まとめにしてみている。法曹以外の人が「法曹」を一かたまりとしてみるように。これはどの職業に対しても同じ(人は容易にレッテルを貼る)。

でもね,僕から見ると,トーダイ生にもいろいろいるのよ。当たり前だけど。

これはある進学校の進路指導教諭からの受け売りですが,東大生には3種います。

1 勉強しないでも易々と東大に入る人
 …生まれつき頭がいい人。ま,「天才」の部類。こういう人はほとんど「文Ⅰ」か「理Ⅲ」です。法学部か医学部ね。
 麻布開成レベルだとたくさんいるのかも知れませんが,わが母校桐蔭学園レベルの進学校では,数年に一人。今の桐蔭学園には一人もいないと思われる。

2 勉強して努力して,東大に入るべくして東大に入る人(いわゆる「秀才」)

3 東大に入ったけど,多くは「運」で入った人(「凡才」)
 …もう一度試験をやれば落ちる可能性がかなり高い人。ボク

ちなみにこれはどの試験でも同じ。司法試験についても。

こう考えますと,1の天才レベルの人のノートは,必ずしも美しくない。っていうか,彼らはそもそもノート取りません。頭良すぎてノート取る必要ないから。

「ノートが美しい」のは,上記2か3のレベルの東大生。

だから何なの?って話なんだけど。オチがなくてすみません。
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