川塵録

「リーガル・ボディガード」国際弁護士・中山達樹の備忘録 ~人生ハ挑戦ナリ~

■ インド労働法の特徴

2016年11月07日 | 法律


インド労働法の特徴は,以下のとおりです。

(1) 解雇が困難


 世界で最も解雇が困難だと考えていいかもしれません。
 特に,ワークマン(いわゆる単純ブルーカラーワーカー)の場合は,いったん雇ってしまうと,永遠に解雇できない,などと謂われています。

(2) ワークマン/ノンワークマンの区別


 旧英植民地に多い制度ですが,労働者を2分して,経営者に近い労働者(ノンワークマン)には,労働法の全部または一部を適用しない制度です。

 一方,いわゆるブルーカラーワーカー(ワークマン)には,労働法上,手厚い保護を与えています。

(3) 連邦制


 インドは連邦国家です。
 州ごとに規制が異なるので注意が必要です。

(4) 労使紛争に注意


 賃金上昇率が高いので,ストライキも多いです。

(5) カースト制


 身分上,できない仕事があったりします。
 そのため,(ある身分の人は,一定以上のポストにつけないという)「ガラスの天井」は設けざるを得ないところがあります。
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