川塵録

「リーガル・ボディガード」国際弁護士・中山達樹の備忘録 ~人生ハ挑戦ナリ~

「尻の穴の小さい奴」とは? 

2016年11月08日 | 歴史
勝海舟『氷川清話』

いかのくだりが学生時代から大好きで。愛読書に『氷川清話』は入れてこなかったけど,これからは入れようかな。

〜〜〜

 ぜんたい大きな人物というものは、そんなに早く現れるものではないよ。通例は100年の後だ。

 いまいっそう大きな人物になると、200年か300年の後だ。それも現れるといったところで、今のように自叙伝の力や、何かによってあらわれるのではない。

 2,300年もたつと、ちょうどその位大きい人物が、再び出るのだ。

 そいつが後先のことを考えて見ているうちに、2,300年も前に、ちょうど自分の意見と同じ意見を持っていた人を見出すのだ。

 そこでそいつが驚いて、「なるほどえらい人間がいたな。2,300年も前に、今、自分が抱いている意見と同じ意見を抱いていたな、これは感心な人物だ」と、騒ぎ出すようになって、それで世に知れてくるのだ。
 
 知己を千載の下に待つというのは,このことさ。
 
 今の人間はどうだ。そんなやつは,一人もおるまいがのう。

 今のことは今知れて、今の人に誉められなくては,承知しないという「しり」の穴の小さいやつばかりだろう。
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