金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

優しき声

2017年04月13日 19時20分17秒 | 日々あれこれ
「秋です」・・・


寺子屋さんが参ってくれます。
友だちが友だちを誘い、
見たこともないような子が参ることもあるという。

そんな話を聞きつつ
改めて坊守って人の凄さを思うのです。

どんなに友を誘うのでしょうね、
「ねえねえ、お寺行こうよ!
 優しいおばちゃんがいてね、
 お菓子やお茶・ジュースを出してくれるよ。
 一緒にピアノしたり宿題したり鬼ごっこしてくれるよ。
 面白いよ!」
てなことを想像していると
凄いよな~って尊敬するのです。

昨日の神社の話じゃないですけど
手を合わせることの大切さ
優しき空間に包まれるようなひと時の安らぎ。

今は何も感じることがなくても
ひょっとしたら
いつの日か思い出すこともあるかもしれません。

優しき声を・・・
すれば、なすこともまた定まるのでしょう。


数年前に書かれたブログ「小さい種」のはなし。
コイツみたいなものでも覚えているのですから。

「秋です」・・・って始まります。

あの娘の輝く瞳、
もうウキウキウキウキが伝わってくるような姿、
本の表紙からページをめくるのが早いか、
見開きの色鮮やかな絵が出るのが早いか、
待ちきれずに娘も、

「秋です」・・・

コイツも真似はできませんが
坊守の優しき声が残っています、

「秋です」・・・


触れる縁って大事ですよね。
大切にさせていただきましょう。
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