金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

セレブ僧侶

2015年11月09日 20時34分47秒 | 日々あれこれ
そんなにまで言われて・・・


日常の決まりきった行動。
このブログもコイツの日常。

パソコン開けるとその日のニュースが観れます。
いろんなジャンルでその日の話題が載っています。

以前書いたアイドルの月9ドラマのことが出ていました。
この主人公は大きなお寺の跡継ぎ、
このような僧侶をセレブ僧侶っていうんだそうです。
あ~、そんな言葉もあるのかって今日知りました。

そんな話題にコメントされている数々。
ま~、情けないかな僧侶に対する批判ばかり。
昔から「生臭」だの「クソ」だの言われ続けている僧侶。
実際、その通りだからしょうがないのですが
やっぱりこんなものを目にすると腹も立ちます。

こんなセレブ僧侶を話題にされて
田舎の住職も同じに見られています。

お布施が何十万、戒名(真宗は法名)が何百万・・・
そんな寺があるのかって聞いてるこっちがオイオイこらえてくれよって
突っ込み入れたくなりますから。

かと言っても、
田舎の小寺であっても
高齢化のご門徒に大きな力を頂いていることには違いありません。
こちらでお供えさせていただいているお布施も
高齢化のご門徒にとっては上記の額に匹敵するような重さになるのでしょうから・・・

でも、僧侶って見るほど楽なものでもありません。
辛いかな、このしんどさが伝わらないもどかしさ。

なんでそこまで言われんといけんのかな~ってブツブツつぶやく。

僧侶、本当に問われています。
コイツ筆頭にひたむきに歩まないと
僧侶の態度一つで
温かい御教えに出会わずみんな背を向けてしまいます。
これだけは絶対に避けなければいけませんよね。

だって、真実の幸せを話していくんですから・・・

セレブ僧侶になっているんと違いますか?
いつまでも寺のボンボンしていたら本当に手を切られてしまいます。
真っ先に必要ないと切られるのは僧侶ですから・・・

頭を下げてもらうのが当然、
上座に座るのが当然、
門徒が椅子に座るのならもっと高いところに座るのが当然、
偉そうに話すのが当然、・・・
気付いてないけど醜い僧侶の有様。

僧侶が尊いのではなく御衣・御袈裟が尊いのですから勘違いせんように。

ご門徒が、安心して仏さまに向きが向くようにさせていただきたいものです。
その為にはお布施を頂かんようにすればいいのでしょうけど
しんどい現実が分かりながらも
それを預かって帰るコイツの醜さ・・・

生きるために外面を飾る醜さ・・・

すみません。
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