金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとE.YAZAWAとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

仕立てる

2017年01月04日 19時40分28秒 | 日々あれこれ

どこに・・・



カタン、カタン、ジャラジャラ・・・
今年も坊守が仕立てて下さいます。

ある若いご門徒に坊守が手渡した、
「あっ、これ念仏あられ!!!」ってよろこばれたと言う。

お会いしたこともないようなお方でも
回りまわって
手にし口にしたのでしょう。

そんな声を聞いて
「うれしかった!」って微笑む。


1年を通して仕立てあげて下さる「念仏あられ」
食べると素朴で簡単そうに見えるものかもしれません。

でも、これがなかなか手間なものでして・・・

この時季にお飾りさせていただいている多くのお重ね餅。
ご門徒が汗水流しながら育てたおもち米、
それを使わせていただきできる本堂のお荘厳。

決して無駄にできないと
そのお重ねを一つ一つおろして
均等にさいの目に切っていく、

「カタン、カタン、ジャラジャラ・・・」

不器用なコイツにはできない作業。

きれいに切られたお餅は
縁に並べ寒の風に当てます。
時々、カビないようにガラガラと混ぜながら

「カリン、カリン・・・」
って音がするまで乾かしていきます。

十分に乾くと
密閉されたケースに入れてお講さんまで保管。

そして、お講さんのお飾りに焼いて味付け仕立てあげて下さいます。


それだけの大変さを口にすることはありません。
手渡し、よろこんでくださる顔が何よりのよろこびなのでしょう。

そうやって
決してお金では買えないお浄土のお飾りを仕立てて下さることに
深く感謝することです。


夕方、外に出てみると
青空のなか、
北東に向かって一筋の道。

あ~、どんな人たちの人生を乗せて
どこに向かって飛んでいるのでしょう・・・

いつも変わることのない
深い愛を嚙み締めて
また、願生ろうって決意している人もいるかもしれませんね。


それを見つつ、お月さんも微笑んでくださっているよう・・・
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« ねばならない | トップ | ドライブ »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。