Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

一閑寺(2017年8月17日参拝)

2017年09月15日 | 仏閣




白山比咩神社の大型無料駐車場から獅子吼高原山頂方向を見ると、
沢山のパラグライダーが飛んでいた。

よくやるよなぁ。
パラグライダーは墜落が怖くて死んでもやりません。(^^;

さて、次なる参拝地に向かいます。

金沢市内から金劔宮と白山比咩神社に行く途中にあるお寺が一閑寺。

ここは時間があれば行こうと考えていた。

不動明王の磨崖仏が唯一の売りのお寺で、
どうせ大したこと無いでしょ、と思っていたが、
これが大間違いでした。

大したこと無いと思ってしまい申し訳ありません。(^^;


所在地:石川県白山市鶴来本町4-チ18
宗派:浄土宗
御本尊:善光寺如来
創建:寛永8年(1631)


【縁起】


およそ1300年前の養老元年に泰澄大師が始めて白山を開山された時、
禅定の道すがら当地に立ち寄られ、この地の自然石に大不動明王像を刻み、
地元の人々に信仰することを勧めて立ち去られた。

それから970年の間、像は風雪にさらされ次第に風化していったが、
夜ごと崇める人は絶えなかった。

時は流れ寛永8年(1631)宝円寺五代住職雲堯禅師が来られて、
一閑寺を開山されたのである。

その後、天保年間に第18世住職國角和尚の代に不幸にも一閑寺は炎上した。

和尚は寺と不動尊の再建を発願し、かつて泰澄大師が刻まれた磨崖佛の復元をされた。

そして3年3ヶ月刻まれたのが現在の約メートルに及ぶ大不動明王像である。

これは自然石では東洋一の磨崖佛で眼病治癒の霊験と商売繁盛、
諸難消 除の御守護として近郷近在はもとより、日毎に信仰者が諸国に広まり、
その名声は遂に加賀百万石第12代前田斉泰藩主の耳に達し、
加賀中納言として自ら参詣され、新しく扁額を贈る他、
祖先を菅原道真とする前田家の梅鉢を、代々一閑寺が佩用することを許されている。

現在は浄土宗の一閑寺として、善光寺分身如来を御本尊にその法灯を護り続けている。


【本堂】


あるのは本堂と庫裏と墓地だけで、
山門すら無いような小さなお寺です。

無料駐車場がありました。

拝観出来るか分からないが、とりあえず行ってみよう。

堂内にお婆さんが居たので堂内に入り参拝させていただく。

志納金として500円以上必要です。


【不動明王】


広い堂内の一番奥にどーんと不動明王の磨崖仏が鎮座。

そのデカさと迫力に圧倒される。

まさかここまでのものとは。

これは参拝して良かったわ~。(^^

必見です。

大したこと無いと思って正直すまんかった。


御朱印は御住職が御不在でいただけませんでした。