所在地:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
主祭神:熊野夫須美大神
社格:官幣中社、別表神社
創建:伝仁徳天皇5年
札所:神仏霊場巡拝の道第3番
【由緒】
熊野那智大社は熊野三山(本宮、新宮、那智)のひとつとして信仰を集めてきました。
古来、神武天皇東征の折、熊野の地に上陸され、
八咫烏の道案内で山々を超え大和の国に入られる前に那智の滝に大己貴神をお祀りしました。
那智山の信仰の始まりは、神倭磐余彦命が那智の瀧を神として祀られたことに始まり、
その後、仁徳天皇5年(317)に那智の滝から現在地に社殿を移し、
夫須美大神をお祀りしたのが熊野那智大社の起源といわれています。
修験道の霊場となってからは「日本第一大霊験所・根本熊野三所権現」と崇め、
熊野信仰の御本社としての篤い信仰が寄せられ那智山熊野権現と申しました。
御祭神の夫須美神は「むすび」=「結」で願望成就の信仰であり
一時期「結宮」とも申しましたが、後に官弊社となり今日では「熊野那智大社」と称し、
熊野本宮大社・熊野速玉大社と共に「熊野三山」と申します。
【一の鳥居】
【社殿】
青岸渡寺の隣に鎮座しております。
【神門】
こちらから境内に入りました。
【那智大楠】
樹齢八百年を超えるこの大楠は平重盛が参詣の際に手植したものと伝えられていますが、
信じる信じないはあなた次第。(笑)
確か300円の願掛けの護摩木と共にその洞を通り抜けると願いが叶うとか。
商売の為に神木をくぐらせるなんて罰当たりな、
と思うのは私だけでしょうか。(^^;
【拝殿】
【本殿】
【八社殿】
【外陣香炉】
拝殿前に神社では珍しく外陣香炉が置かれておりましたが、
さすがに線香を焚く訳にもいかないので薪がくべられていました。
【宝物殿】
【二の鳥居】
【遠景】
熊野の山だけあってどんよりとした曇り空で時折雨も降っていました。
しかしついてることにバスに乗ったら豪雨になったので助かりました。
【御朱印】
那智の日帰りツアーを参加して思ったのは、
やはり500キロもの距離をバスで来て美味い海の幸を食わずに日帰りでは勿体ない。
熊野古道や阿弥陀寺、熊野本宮大社や熊野速玉大社等も行きたいしね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます