Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

西国番外札所 法起院(2011年4月3日参拝)

2011-04-05 | 西国三十三ヶ所
四天王寺前の表装屋さんで両親が満願達成した西国の掛け軸の表装をお願いする前に、
暇だったので長谷寺と室生寺に行くことに。

長谷寺は私が満願に向けて続けている西国さんのひとつ、
室生寺は期間限定の釈迦如来像や十一面観音菩薩像が拝観出来るので。

長谷寺近くの駐車場に車を停め、
まずは西国番外札所の法起院へ。

長谷寺へ向かう参道の途中に法起院がある。

しまった!
近くの駐車場で500円なのに、
ここの駐車場は無料じゃないか!

う~む、次回はここに停めよう。
勿論参拝はしますよ。


【縁起】
天平7年(西暦726年) 徳道上人創立

仏の道を極めることこそ人間に生まれた最高の道であり、
亡き父母の菩提を弔うことが今の自分にとっては、
真実の報恩であろうと大悟徹底された上人は、
当時我が国随一の大名僧であった大和長谷寺の道明大徳との間に
師弟の契りをお結びになりました。
約十年間の修行の後、智道兼備の名僧となられた上人は、
大和の長谷寺、鎌倉の長谷寺をはじめ諸国に四十九ヶ所の寺院を建立されました。
その中でも大和の長谷寺では本尊大観音を御造立されました。
前記の養老二年の春、突然の病のために仮死状態にあった上人は、
夢の中で閻魔大王にお会いになり、悩める人々を救う為に
三十三ヶ所の観音菩薩の霊場を広めるように委嘱され、
そして三十三ヶ所の宝印を与えられて仮死状態から解放されました。
上人は三十三ヶ所の霊場を設けましたが人々は上人を信用しなかったので、
やむなく宝印を摂津中山寺にお埋めになったと伝えられています。
二百七十年後の永延二年(西暦九八八年)に、
花山法皇がこの宝印をお掘り出しになり、今日の三十三ヶ所を復興なさいました。


【山門】


本堂は事情により写真を撮っておりません。


【徳道上人御霊廟】


【多羅葉樹】


葉の裏に先の尖ったもので書くと文字が浮き上がるという特性があり、
「はがき」の語源となっているそうです。


【庚申堂】


青面金剛像を祀る御堂 青面金剛とは中国の道教思想に由来し、
日本の民間信仰のなかで独自に発展した尊像である。
病魔を退け健康長寿のご利益があると信仰されている。


【御朱印】



【御詠歌】
ごくらくはよそにはあらじわがこころ おなじはちすのへだてやはある

(極楽は遠くにあるものではありません。あなたの心の中に求めなさい。
 この世に咲く蓮の花と、あの世に咲く蓮の花とはともに同じ蓮の花です。
 決して違うものではありません。)


人には辛い時や病に倒れている時、心が荒んでいる時などいろいろある。
そんな時は当然ながら心の中に極楽はない。

そんな時は当然御先祖や亡くなられた親しい方のことは思いださないし敬わない。

人の心は落ち着いて安らぎがある時に亡き方々を敬うものである。

皆さんもどうか手をあわせて祈ってあげてください。

そうすることで皆さんの心の中が極楽になるはずだから。


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