横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

座して死を待つのか? それとも・・・その71

2008-07-02 14:27:39 | Weblog
 近年、消費税増税という話が、出ては消え、出ては消えしております。
 国際社会からも日本は消費税増税を断行すべきとの提案がなされ、国会議員たちの過半は、消費税増税を実施すべきというお考えであると私は推測しております。
 しかし、目前の選挙に自らの首の掛かることを思うと、心は決まっていても体の動きが伴わないといったところなのでしょう。
 国家としての経済状態の現実を考えれば、とうに上げられていなければおかしいと感ずる人の割合が国民の中にもかなり増えているのではと私は思うのです(貧乏研究者がこのようなことを口にすることは、なおおかしなことだと感じますが・・・)。

 さて、我が国の場合、今後10年、20年、30年後のことを思うと、医療の分野はことに、このままでは本当に大変なことになるだろうと私は強く憂えて(憂えるというよりも極めて強く恐れて)おります。
 消費税を上げることでどれだけこの状態を緩和できるかは、私にも予測がまったくつきません。

 約20年後の年間死亡者総数は現在の1.5倍ほどになると厚生労働省は予測しております。
 病人の数も比例して1.5倍程度に収まれば結構ですが、私は現在の3~4倍以上にもなるのではと危惧しております。
 こんなに病人が増えたら、幾ら医師の数を増やしても対処し切れなくなるでしょうし、介護に関しても同様でしょう。
 経済的な制約も当然ありますので、かなりの割合(おそらく5割以上ほど)の人々は否応なく切り捨てられるという事態にならざるをえなくなると予測されるのです。

 そこで、従来と同様の思考に基づく方策を行う限りは、上記しましたように暗澹たる予測しか成り立たないわけですから、まったく違う、“なるほど!これならば上手く行くであろう”と人々が確信の持てる方策を採る必要があるわけです。 

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