東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾「学研CAIスクール 東久留米滝山校」塾長白井精一郎のブログ

It is time ~ のはなし

2017-11-15 12:01:56 | 英語の話
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

オックスフォード実例現代英語用法辞典 の巻頭に 「英語学習の落とし穴:よくある誤り130」という例文集があり、それは、「初歩的な間違い35例」、「中級学習者の間違い35例」、「上級の学習者でも犯しがちな35の間違い」および「最上級者でも犯す25の間違い」 の4つから成ります。

今回は、そのなかの 「上級の学習者でも犯しがちな35の間違い」 のなかにある it is time ~ について取り上げます。

It’s time ~ は、「もう~すべき時である」という意味で、「上級の学習者でも犯しがちな35の間違い」にある誤文例は、
(誤) It’s time they go home.
で、正しくは、
It’s time they went home.
(そろそろ彼らは帰ってもいいころだ)
とあります。

これについて、表現のための実践ロイヤル英文法フォレスト には、 it’s time +仮定法過去 とあり、フォレスト においては、「it’s time に節を続ける場合は必ず仮定法過去を使う。また、 it’s time の後の節では助動詞を使わない」と特記しています。

ところが、 ウィズダム英和辞典 には、
It is time の後ろの that節中の時制は現代英語では仮定法的性質は薄まり直説法過去が最も普通だが、《まれ》に仮定法現在(動詞の原形)や should を伴うことがある。なお、最近では直説法現在が用いられることもあるが《まれ》」
と、直説法過去が一般的とあります。

さらに、ALL IN ONE(高山英士)には、
It is time (that) S Vの過去形 でVが過去形になるのは、『(本来なら)過去においてそれがなされたはず(→なされるべき)だった』という気持ちが込められている。(現在それが行われていないという『現在の事実に反すること』なので仮定法過去にする、という考え方もある)」
とあり、さらに、会話では過去形の代わりに現在形が用いられることもあり、例文として、
It’s time you start thinking about setting down.
(君もそろそろ身を固めることを考え始めた方がいい)
を挙げています。

以上をまとめると、
It’s time they go home.
も完全な誤りとは言えないようですが、go を過去形の went にするのが一般的なようです。


辞書、文法書によって、解説が異なっていて調べてみるとなかなか楽しいものです。

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