くもり空の下で……

アルコールとギャンブル。依存症からの回復と成長を目指しながらの日々の雑感を発信。趣味の渓流釣りなども公開しています。

怪物 再び

2017-07-28 15:50:06 | 釣行記




「今日はあの川ならデカいのが動くかも。」




いつもそんななんの根拠もない"野生の感"みたいなもので釣行には出掛けている。

先日出掛けた川はやや増水のいい感じだった。
だけど、「あの川にはブラウンしかいないよな……」

と思い、比較的ヤマメの魚影の濃い川へ行ってみることに。






………しかし、目的の場所へ到着し、川の様子を橋の上からみてみると、流れもほとんどなく渇水状態で自分の思惑通りにはいかなかった。


「ダメだこりゃ………」


竿を出すことを断念。。。クソ。








仕方なくこの川に来る途中で通ってきた本流へと場所を変更。





先週までは上流にあるダムから盛大に放水が行われていたので、茶色い濁流がガンガン流れていた。
だが、今週に入りようやく放水も止まったらしく水量も落ち着いていた。
この前までの豪雨による濁流で川底の地形が変化したようで、流れが以前とはまったく変わっていた。

本流とはいっても私の装備している5fのロッドでもなんとか対岸までキャスト可能な川幅。
普段はリーダーにフロロの5lbを使っているけれど、今日は万が一の大物に備え8lbにしておいた。

それが功を奏すことになるとは、まだこの時には思ってもいなかった…………





アップクロスで探っていくと、久しぶりに虹鱒が元気よく出てくれた。


地形が変わっていて普段とは異なる場所が絶好のポイントとなっていた。
なので、そこへゆっくり近づく。




そして、そのポイントへ向けて慎重にファーストキャスト。
シンキングミノーを対岸の流れ込みへ落とし、2~3秒フォールさせてから軽くトゥイッチ………
すると何かに引っ掛かった。





あれ、




根掛かっちゃったかな?






…………と思いロッドを煽ってみる。
すると、



『ぐわん、ぐわん!!』


と何かがボトム付近で首を振っている感触がロッド通じて伝わってくる。






で、デカい!!






ゆっくりと浮上してきたその巨体はなんとか私から逃れようと必死に暴れる。


近距離まで追い詰め、ネットを近づけてみるものの、そう簡単にはネットへは入ってくれず、逃げる逃げる。💦
下手にこちらが動くとラインをどこまででも引きずり出され、テトラの中へと潜られてしまう。
それだけはなんとか阻止しつつ、相手の出方を見ながらの長期戦となった。






………約5~6分間(ぐらいだったと思う)、弓形に曲がったままのロッド。

一進一退の攻防。







そして、なんとかネットIN。






(ネット割れちゃうかと思った)


5cmのミノーがメチャクチャ小さく見える。ワイルドブラウン捕獲。


この体高。
雄ですな。




トリプルフック全滅。




今日はちゃんとメジャーで測る。

53cm


写真撮影は気持ちを落ち着かせるのと同時に至福の時間。

今までの私の経験上、このブラウンに限らず、大物ほど観念したあとは暴れずにおとなしくしてくれているような気がする。小物ほどいつまででもジタバタと足掻く。
そんなことを教えられたような気がした。







昨年も今と同じ時期に50UPをこのライトタックルで獲ったことがあったけれど、久々に震えました。
( ̄▽ ̄;)



タックル データ
ロッド: イトウクラフト エキスパートカスタムEXC510ULX
リール: Abu カーディナル3

ライン: PE0.8号
リーダー: フロロ8lb

ルアー: イトウクラフト 蝦夷50S TypeⅡ



















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