高橋のブログ

不定期に..

【6/11(日)新田ユリ・伊藤亜美・NTTフィル定期を聴く(トリフォニー)】

2017-06-14 21:39:17 | 日記

 いわゆる企業オケを聴くのは今回が初めてです。今回のNTTフィルはNTTグループ全体及びそのご家族から構成されたオーケストラ。
聴衆はそのお知り合い等の方々多数。上階席までほぼ満席という盛況になりました。

 開場前の整列等には警備員以外に団関係者も何人も出て誘導。4人1列を2つ。私は開演40分前に来たのですが、その10数分後、後ろを振り返ると、
もう列が屋根通路からはみ出ていてびっくり。

 トラブルもなく早めに開場となりました。

 曲目は以下の通り。NTTフィル初の完全シベリウスプロ。

・組曲「レンミンカイネン」から第4曲「レンミンカイネンへの帰郷」
・ヴァイオリン協奏曲(独奏:伊藤亜美様)
・交響曲第2番

 指揮:新田ユリ様


 ソリスト.伊藤亜美さんと指揮者.新田ユリさんの共演は2度目(前回は違うオケでハチャトゥリアンの協奏曲で、私はそれも拝聴しました)。
私は今でも旧姓の尾池亜美さんの方がしっくりきます。
 私が彼女を知ったのは、彼女が藝大在学中の2009年の日本音楽コンクールでした。1位!もう8年前とはびっくりです。
バルトークのコンチェルトが圧倒的な演奏で、またまた凄い方が現れた!と震えたものです。この時は青木尚佳さん、成田達輝さんという2人の桐朋の高校生も
本選に挑み(共にパガニーニの1番)、青木さんも1位、成田さんが2位でした。
近年の同コンクールのヴァイオリン部門本選の中でも極めて高いレヴェルの激戦年になりました。この3人の今の活躍ぶりは改めて書くまでもありません。

 亜美さんの演奏にはその後も、杉並の「ミニヨン」という喫茶店でのミニ演奏会、また日本フィルとの共演や室内楽にも接してきました。
そしてご結婚、彼女のFBでは最近、更に素敵なご報告も発表されました。

 ユリさんの同オケ客演は2度目。久々の共演となったようです。オケの選曲会議等ではシベリウスの第2番が何度も候補に挙がり、
「演奏するならばユリ先生の指揮で!!」ということで、今回、満を持しての共演となったようです。指揮者冥利に尽きるお話かと思います。

 このオケのインペクは藤岡さん(ホルン)。彼とはFCLA繋がりでもありますが、時期は違えど、同じ先生の下でホルンを学んだという同門です。
もう20数年前になると思うのですが、一緒に演奏会のステージに上がったこともあれば、我が家で2人でホルンの練習をしたこともあります。懐かしい思い出です。
また今回のコンサートには私たちの師である野瀬先生も聴きにいらしていて、お会いすることが出来て、いろいろな面で素敵な時間を持つことが出来ました。

演奏の感想ですが、まず亜美さんのヴァイオリン、冒頭から、見事なまでの温かく、柔らかな音色を奏で、彼女も少しずつ次の段階に進みつつあることを感じました。
シベリウスを演奏すると会場がとかく緊張度が高い雰囲気になりますが、今回はそういう空気感というよりは、とても開放された柔らかな雰囲気に包まれて、
近年、聴いてきた若手のシベリウスとは、少し方向性が違うように感じました。
それは第2楽章時に特に顕著で、彼女の今までの生活体験を始めとする様々な心への影響、幸福感、また彼女のシベリウス感が、見事なまでに
発揮されているように思えました。ここまで表現出来るのか!、あるいはこう演奏したかったのか!!と驚いた次第。共演する指揮者、オーケストラへの信頼
も感じました。

 オーケストラですが、何箇所かちょっとした事故はありましたが、弦もよく鳴っていました(交響曲でのコンマスはお見事、またCbのトップはかなりお上手!)。
木管ではObが個人的には音色が少し明るすぎかな?と思ったり、Tpがもう一踏ん張りしてくれればと思う部分もありましたが、全体としては予想以上の
レヴェルだったと思います。またNTTフィル凄いなぁ!!と思うよりも、シベリウスはいい作品を書いてくれた!!と、そんな思いの方を強く感じる事が出来ました。

 アンコールはカレリアマーチあたりかと思いきや、「フィンランディア」で、またまたびっくりしました。学生オケのノリというか、そんな勢いか!
とも思ったのですが、そんなやっつけ演奏ではなく、大人の演奏でした。

 シベリウスの音楽を考えながら帰宅できた有意義なひとときでした。
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