高橋のブログ

不定期に..

【ベルク ヴァイオリン協奏曲】

2013-05-20 21:53:56 | 日記
今年の仙台国際コンクール ヴァイオリン部門 セミファイナルの課題曲の一つ。

この曲は「ヴァイオリン協奏曲の中で最も美しい音楽」とも評されている。

ただし、当然、12音技法の曲ゆえ、単純に綺麗なメロディの曲ということではない。

ヴァイオリン弾きなら、一度は弾いてみたいという曲に違いないし、聴き甲斐もある曲だ。私もこの曲はベルクの中で最も好きである。

この曲の解説は検索すれば、いろいろ出てくると思うからここでは割愛。

この曲はやはり第2部(第2楽章)だと思う。Vnの難しい技法が多様されている。フラジオレットも完璧にしないといけない。
そして、この曲の核となる「少女の思い出」をいかに叙情的に表現できるか?

技術面と精神面が充実していないと演奏は出来ない。

「仙台国際」のセミファイナルの協奏曲4曲は、どれもが聴き応えがあると思う。

名盤も多いが、やはりクレーメルの演奏が抜群だ。

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