高橋のブログ

不定期に..

NHKドラマ 第二楽章

2013-04-24 17:48:19 | 日記
NHKで「第二楽章」というドラマが始まっています。

こちら


プロオケで活躍した2人の女性、一人は今や名門.「シカゴ管弦楽団」(シカゴ交響楽団ではない。架空のオケ)の
コンサートマスター、もう一人はオケを退団。専業主婦へ。16年ぶりに再会し・・・・という話。


大人の恋愛を綴るドラマなので、「のだめ」のような音楽ドラマではないものの、あまりにも納得できないところが
多く、それ目当てに2回見てしまいました。次回は第3回。


まず日本で「コンマス」としてずっと呼ばれているのが気になります。確かにアメリカでは男性も女性も「コンマス」として
呼ばれつつあるようですが、日本では通常は女性は「コンミス」。

2人が入っているオケで、ソリストを決めるという昔話も、おかしかった。ソリストが急病で代役も立てられないという
緊急事態では団員がソリストをやる時もありますが、通常は、そういう場合は曲を変えますね。

ストーリーでは、そういう緊急事態ではなかったです。


またソリストが登場する時に、聴衆と共に舞台上のオケ団員も拍手で迎えていましたが、そんな演奏会、接したことは
ありません(^^;。

オケのチューニング中に客が慌ててやってきて着席、そしておしゃべり。ありえないなぁ。


プロオケの練習中の様子も、あの話題の名書「オケ老人」のような和気藹々とした雰囲気。プロオケの練習で、
あんなホンワカ空気はないですよ。


普通科に通ってVnを習っている娘に対し、父親が「音楽科のある高校に転校してもいいぞ」と話していましたが、
そんな甘いもんじゃないですよ。凄い技量の方ならまだしも..。

そんな感じで転校出来てしまう音楽高校なんて、大したところじゃないでしょうし。


プロオケの新コンマスに、コンクールで1位を取った方を招くという話もおかしい。
コンマスは、技量だけではないし。そもそもコンクールで勝つ方はソロで活動していきますよ。
樫本さんだって、しばしソロ活動していた。


まぁ、とにかく突っ込みどころ、満載ですので、ぜひお楽しみください。


それからVnを弾く姿が、厳しいです。楽器を奏でる演技は本当に難しいのですが...。
そういう点、「のだめ」の完成度は素晴らしかったです。
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