高橋のブログ

不定期に..

2013.4.21 第15回長野マラソン完走記

2013-04-22 10:55:36 | 日記

今回で12年連続のエントリー(内1回は震災で中止)。

2月の「青梅」(30km)は2時間38分でゴール、先日の血液検査値も良好となり、
相当な失敗をしない限り、4時間超えはないだろうと思っていたのですが、ネットで4時間7分、
グロスで4時間10分という失敗レースになりました。



会場最寄り駅である北長野駅。雪は時間が経つに連れて勢いも強くなってきました。





記録的だそうで(^^;。

スタート地点に隣接する陸上競技場。ここから走り出すわけではありません。陸連登録者のみ、ここでアップできます。



っというものの、誰も・・・・。でも数人が走ってました。


スタート前に「ただ今の気温は0度です」というアナウンスに、苦笑い多数。

私は正装+アームカバー+手袋+必勝鉢巻、お腹にはホカロン。
その上にレインコート!

号砲鳴るや、コートを脱ごうと思ったのですが、結構寒くて、しばし着たまま走り出します。

前半は5'20ペース予定が、なかなか上がらない。

雪も一粒一粒がデカイ!!バチン!と当たるのもあったので、雪じゃないのも降っていたと思います。

路上は水溜りと少しシャーベット状態。前の集団が、それに気づいて減速するのでしば渋滞。
シューズはすぐに冷たくなりました。

善光寺大門前の太鼓隊は今回はありませんでしたが、多くの市民が沿道で声援。

ニッポンランナーズの幟も発見!近づくと、柏会員の元気な女性が幟を持って応援してくれていました。ありがとう。

10km過ぎにトイレへ。各地点でのトイレはかなりの列。皆さん、冷えてしまったのでしょう
(対して、あいかわらず、川沿いで放尿するランナーがいました。情けない)。

エムウェーブを通過、五輪大橋へ。

この五輪大橋前には収容バスが数台待機。目を向けると既にリタイア者が何十人も車内に!
私より速い方々ですが、体調が厳しくなったのか、ここで競技をやめてしまったのでしょう。


そしてホワイトリンクへ!長野五輪の名所の前を次々と通過していきます。

ホワイトリンク前には、セーラー服姿の現役女子高生の集団が!!


レインコート、脱ぐなら今でしょう!!と、ここで私はコートを係員に預け、女子高生集団の前をハイタッチで通過!


そして千曲川沿いを走ります。雪はやみましたが、今度は寒風がランナーを苦しめます。
長野の自然、牙むきだし過ぎです!!


しかし条件は皆、同じ!ここでニッポンランナーズの方にお会いします。
私の正装にびっくりしながら


「高橋さん、ラーメン食べたいですね〜!!」


とか、おっしゃって先に行かれました(^^;。


そして30km地点。ここからがフルマラソン!ラクダこぶのような起伏が2回!

「30km通過!」と自分に言い聞かせるように大声で叫び、走ります。しかし思ったように加速できません。


既にサブ4すら微妙になってきましたが、暴走マンさんが「1秒でも速く!」と先日、助言してくれたので、
それだけは守ろうと走り続けます。

岩野橋を通過。ここから見事なほど、向かい風です。

周辺のランナーも苦戦。まさか、ここから向かい風とは、やってくれるなぁ!!と空を恨みました(^^:。しかし負けませんよ!!

いつ、「壁」が現れるかとひやひやしながら走るも、結局、ガツン!という症状は出ませんでした。

身体が更に冷えてきたためか、両手の痺れが止まりません。20km過ぎ以降の、パワージェルも
指が震えてなかなか切ることが出来ませんでした(^^;

そして段々ジーン!という感じに。しかし、それ以外は身体に変化はないので、頑張りました。


39km地点、あとはゴールまでほぼ直線です。

前方にゴール地点の「長野オリンピックスタジアム」が目に入るや、ここまでの辛さの記憶が一気に現れて、
「ウッ」と泣き出しかけました。よく、ここまで頑張ってきた!!と自分に感動です。


おそらく、ウルトラマラソンというのは、こういう感情(当然、この数倍!)がゴール直前に来るのでしょうね。



残り1kmほど手前で、


「高橋選手、頑張ってください」「高橋さん、もう少しです!頑張ってください!!」


と、女子高生たちの劇的応援を何度も受けます。彼女たちはランナー達のナンバーカード(ゼッケン)を見るや、
用意してあるノートパソコンにそれを入力。選手の名前が表示されるので、それをすぐ付近の仲間に
知らせているようでした(分業体制)。


北風の中、彼女たちを始め、長野県民が沿道で本当に力強く応援してくれました。

ボストン事件直後です。沿道で応援することを考えてしまった方もいたと思います。
それでも、応援に来てくれた。感謝感謝です。


走り続け、ようやくスタジアムに入れ!!という係員の指示でスタジアムへ!!


今年も帰ってきた!!スタジアムゲートが42km。残り195mは人工芝の上を走ります。

ネット4時間7分20秒。グロス4時間11分04秒。先日のボストン事件の発生タイムとほぼ同じでゴールとなりました。

ゴール後、一礼。そして今回は黙祷もしました。

女子高生から「はい、どうぞ!」とバスタオルをかけてもらって、終了!


30'21-27'47-29'14-28'40-28'30-29'46-30'13-30'04-12'37

前半2時間2分9秒
後半2時間5分11秒


EPSON GPS計測(こちらは42.9kmと出ましたので、上記と少し違います)

0-5
6'44-5'45-5'44-5'52-5'36

5-10
5'45-5'21-5'25-5'18-5'25

10-15
5'28-5'23-5'27-5'26-5'36

15-20
5'24-5'26-5'57-5'39-5'55

20-25
5'38-5'30-5'54-5'38-5'33

25-30
5'42-5'50-5'53-6'04-5'47

30-35
5'46-5'52-6'13-5'42-5'46

35-40
5'31-5'50-5'57-5'53-5'59

10-42.9
5'56-5'47-4'55

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2 コメント

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Unknown (kitano@NR)
2013-04-22 20:46:15
高橋さん
ブログアップ、ありがとうございました。
長野の凍えるような寒さとその寒さの中、女子高生の応援を背に心折れずに頑張った「男・高橋」の激走が伝わってくる完走記でした。
サブフォーは達成できなかったものの、大きな失速もなく上手くまとめて走れたようですね。
改めて長野マラソン、お疲れ様でした。来年ももちろん長野は挑戦するんですよね。
Unknown (高橋)
2013-04-23 09:00:04
kitanoさん

もう合わせる顔がありません!!ニッポンランナーズも私を見捨てるのでは?という心境です(^^;。

長野は来年も頑張ります!!

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