高橋のブログ

不定期に..

【ブルックネリアン症候群 Ver.2】

2024-05-05 16:49:32 | 日記
10年ほど前に書いたのを一部改訂(笑)。
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オーストリアの作曲家.ブルックナー及び彼の音楽に対する異常行動を特徴とする特異な症候群。2024年にかなりの発症が予想される。
 
「初期症状」
 
・寝ても覚めてもブルックナー。
・ブルックナーの演奏会には、青い本を持って最前列に陣取り、僅かな演奏ミスにも容赦しない。その度に大げさに天を仰ぐ。
・刻み料理が好きになる。
・仕事のレポートは何度も書き直す。
・「ミレド」だけで朝まで激論する。
 
「主な特異的徴候」
 
・UNO徴候:「~といえよう」という表現に過敏に反応する。また、某音楽評論家が大好きになる、もしくは大嫌いになる。
・沈黙徴候:人と話している時、無意識もしくは意識的に数秒沈黙するようになる。
・0番徴候:「0」番という響きが好きになる。0番ホームがある駅が大好きになり、各地をさまよい始める。
・少女への強い愛着。
・毎晩、ビール三昧。
 
「治療」
 
ブルックナー以外への音楽に対する興味を喚起させる。特にモーツァルトが効果的。以前はワーグナーも使われたが、その後の研究で、
遙かに悪性の「ワグネリアン症候群」を誘発する危険性があることが判明、今は用いられていない。
 
 ※ワグネリアン症候群となると、「小島」という名字の女性を追うようになる。また白鳥の「おまる」を愛用するようになる。
 
【予防】
 
恋愛を勧める。しかし成功例は非常に少ない。
 
【診断基準】
 
大症状
・ザンクトフローリアン詣でをしている。
・ブルックナー交響曲全集を10セット以上持っている。
・主要交響曲のCDをそれぞれ各20枚以上持っている。
・序曲ト短調、交響曲第00番、第0番の実演に接したことがある、もしくは演奏経験有り。
・交響曲第9番第4楽章(版は問わず)の実演に接したことがある、もしくは演奏経験有り。
・交響曲第3番、第4番、第8番、いずれかの曲の初稿版の実演に接したことがある、もしくは演奏経験有り。
・ブルックナーの版問題で、金子建志氏とガチで話し合える。
 
小症状
・ペットの名前はヨーゼフ。
・携帯電話の着信音はブルックナー「テ・デウム」冒頭。
・「2+3」もしくは「3+2」という式が好き。
・ブルックナーを「霊感の無い音楽」と評したある指揮者が嫌い。
・トスカニーニが振った第7交響曲のLPないしCDを持っている。
・急行「アントン・ブルックナー」号に乗車したことがある。
・「有名な兄弟と言えば?」「シャルク兄弟!」。
・「ムックと言えば?」「カール・ムック」。
・ブルックナーというシューズを持っている。
 
 
ブルックネリアン症候群
 日常における異常行動+大症状2つ
 日常における異常行動+大症状1つ+小症状1つ
 日常における異常行動+小症状5つ
 
ブルックネリアン症候群の疑い
 大症状3つ、大症状2つ+小症状2つ、大症状1つ+小症状5つ

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