生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

あの世に送る

2017-09-16 02:16:50 | 日々の暮らし
たくさんの人を見送る仕事。

これからも増えると
言われました。

名僧の一休さんも


遠藤周作も



臨終の時



死にたくない!




と言ったといいます。





それも、いろんな


思いがあるからでしょうね。



「僕は彼岸(来世、あの世)を信じない。

彼岸なんてものは
存在しない。

枯れた木は永久に死に、

凍死した鳥は二度と
よみがえらない。」

(ヘルマン・ヘッセ、ドイツの詩人)

肉体も霊魂も一緒に消滅すると言っています。
本心かどうか分かりません。

こんな後悔と汚れきった魂は消滅して欲しいと願う人もいるからでしょうね。


「いずれ行けば気づくのでしょう。

さようなら、

じゃあまた、


と言っておこう


また会えるのだから」

(マーク・トウェーン、アメリカの作家)


これは、私も同じです。

「私の時間になった。

死ぬことなどは何とも

思わない。

だが、この世に


愛するものを残して

いくのはなんと


心残りだろう!

さあそれでは

眠ることにしよう。」

(バイロン・イギリスの詩人)


これが一番多いと

感じています。


あんたの声は


うるさいから


いらない



と言って
    

静かに眠っていった




あの人を思い出す。




最後まで耳は達者

なんですね。



手を握られて逝くのが




一番安心するようです。




ご家族の人も




生きている間に



温もりある間に



恥ずかしがらずに




握ってやって下さい。





自慢の娘さんの話しを


したら、そうだねと



涙を流していたから。




お子さんに握られるのが一番かもね。




私の父は



背中に背負って病院まで歩いていた時に

息をひきとりましたから。


安心したのでしょうね。



本当の守護霊です。





合掌
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