生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

無用の用

2017-01-17 01:52:13 | 日々の暮らし
古典は私の心の支えです。

今日は中国の古典から、老子の言葉を紹介したいと思います。

『自分を知る』

「他人を知るものを知者といい。 

自分を知るものを賢者という。

なぜなら、他人を知るより、自分を知るほうが難しいからだ」。


『人生の宝』

「君は知っているか、生きる上での三つの宝を

一つは「慈」いつくしむ愛の心。

一つは「倹」つつましさ。

一つは「人の先に立たない」。

人は慈しみの心があるから、本当の勇気が出せるのであり、

倹(つま)しい心があるからこそ、

施すことができるのだ。
俺が俺がと出しゃばらないから、

謙虚で器量のある人となり、

結局こういう人が、

まわりから押されて

上に立つ人になるのだ」。


『無用の用』

「人は目に見えるもの、形のあるもの、中身の詰まっているものを大事にするけれど、


本当に大事なものは、目に見えない空っぽのほうなんだよ。


空だって、空気だって、人の心だって、みんなそう。

目に見えない。


これを無用の用というのだ」。

たしかに、

大事なものは、

目に見えない。

これを無用の用という

言葉がとっても

好きです。


目に見えないものを

見るのが心眼です。

導きを見るのも


心眼ですね。




今日の佳き日に

感謝して

合掌
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