生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

草木の世話はボケる

2016-12-19 05:48:19 | 日々の暮らし
「土いじりや草木の世話ばかりしていると早くボケる。

読書、勉強、人間の心をつかむことのほうが、ずっと激しい精神の操作を必要とする」

(曽野綾子・戒老録)


曽野綾子は草木は、黙って育つか黙って枯れるかするので、本質的には、それほどきびしい精神的な働きを必要としない。

そこへいくと、人間の心を把握することの難しさは比べものにならないと述べています。

また、寿命という言葉は、ギリシア語で
「ヘリキア」という。

ヘリキアは寿命、その職業に適した年齢、身長という三つの意味があるという。

新約聖書のマタイによる福音書6章27節に、
「あなたがたのうち、だれか思いわずらったからといって、

寿命を一刻でも延ばすことができるだろうか」という箇所がある。

この部分に

「身長を一尺でものばすことができるだろうか」とも訳せるという注釈がついている。

また、職業に適した年齢を越える人もいないのであるとも訳せる。

その点、読書などは老年に適している。

また楽しい勉強であるならば何歳になってもいいのであると曽野綾子さんは述べている。

なるほどなあと感じています。

土いじりやミニ畑するのが好きだから耳が痛い。

しかし、勉強も好きだから良かった。


これからも、

体が不自由になっても

できる読書や

人間の心をつかむ


勉強を続けたいと思います。

今日は夜勤に行きます。

女性同僚が体調不良でしばらく休むので、

年内休みはなくなりそうです。

ますます人手不足な職場です。


今日の佳き日に


アーメン


合掌




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