徒然草

つれづれなるままに、日々の見聞など、あれこれと書き綴って・・・。

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」―痛快!ご存じ秘宝をめぐる大迫力の冒険寓話―

2017-07-15 13:00:00 | 映画


 海賊船の船長ジャック・スパロウを演じるジョニー・デップの人気シリーズ第五作である。
 毎度おなじみの冒険アクションで、ユーモラスでドタバタ満載の逃走劇、秘宝を求めて敵味方入り乱れて壮絶なバトルありの、大活劇だ。

 今回のドラマでは、親子の愛と絆が描かれ、ジャックの過去が明かされる。
 そして、夢と希望とファンタジーとわくわくするすべてをふんだんにに見せつけて、誰もが気軽に楽しめる展開だ・





かつて、海賊撲滅に情熱を捧げるスペイン人将校サラザール(ハビエル・バルデム)がいた。
彼は、まだ少年であったジャック(ジョニー・デップ)によって、海の死神として〈魔の三角海域〉(トライアングル)に幽閉される。
時が流れ、ついに自由を得たサラザールは死者の軍団を率いて、海賊絶滅とジャックへの復讐を誓った。
ジャックが、この最大の敵から逃れるすべはただひとつ、どんな呪いも解くことができる〈ポセイドンの槍〉を手に入れることであった。

一方、かつてジャックとともに冒険を繰り広げたウイル・ターナー(オーランド・ブルーム)の息子ヘンリー(ブレントン・スウェイツ)は、父にかけられた呪いを解くため、〈ポセイドンの槍〉を探していた。
そして彼は、英国軍に捕われていたジャックに協力を依頼する。
そんな彼の前に、魔女と疑われている天文学者カリーナ(カヤ・スコデラリオ)が現われる。
カリーナはジャックとともに、死刑になる寸前に救出されて、秘宝〈ポセイドンの槍〉を探す航海に同行する。
そこに立ちはだかるのは、ジャックへの復讐だけを生き甲斐とする海の死神サラザールだ。
そして、船上の激しい戦いが始まる・・・。

伝説の秘宝〈ポセイドンの槍〉をめぐって、様々なな運命が交錯する。
海上でのバトルシーンは迫力満点だ。
映像はなかなか手が込んでおり、スピーディーな展開から一瞬たりとも目が離せない。
作品シリーズ5作目となる今回は、父と子の絆を強めつつ世代の交代も匂わせ、惹句の伯父役でポール・マッカートニーまで登場している。
ディズニーのみならず、ビートルズ、ローリング・ストーンズを愛する大人世代の興味を惹きつける。
物語は結構込み入っているが、ジャックの宿敵バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)ら、様々なキャラクターが槍をめぐって冒険を繰り広げ、運命が交錯する。
海が割れるシーンでは、船が落ちそうになったり、そうかと思うとサンゴ礁の飢えでの幻想的な戦いも見ものだ。

巨大な帆船同士の戦いなど、スケールの大きな映像が魅力でもある。
CGは使われず、この作品では船も街も丸ごと作られ、400人のエキストラを出演させており、どこまでも作品のディテールにこだわりを見せている。
現実にはありえない荒唐無稽な物語だが、この夏の暑さを吹き飛ばすには格好のまあ楽しめる作品だ。
新たなヒロインとして登場したカヤ・スコデラリオは、スリラー映画「メイズ・ランナー」(2015年)などに出演、モデルとしても活躍している。
情熱と知性を合わせ持ち、人にははっきりとものを言うヒロイン像を、激しいアクションとともに熱演していてなかなか頼もしい。
一児の母親でもある彼女が、幾多の荒波が待ち受けるハリウッドで、これからどんな成長を遂げていくか見届けたいものだ。

海洋ドラマ「コン・ティキ」(2012年)で注目された、ヨアヒム・ローニングエスペン・サンドベリ共同監督アメリカ映画「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」は、敵味方双方に明快さとスケール感があり、話も分かりやすく、と言ってずば抜けた面白さとは言わないまでも、サービス精神旺盛な大作には違いない。
なお本作はエンディングの最後までの鑑賞をおすすめする。おまけがついている。(笑)
         [JULIENの評価・・・★★★☆☆](★五つが最高点
次回は中国映画「草原の河」を取り上げます。

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