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鎌倉五山第三位寿福寺について

2017-05-06 08:34:22 | 日記

「マイウェー鎌倉物語」著者 小峰邦夫(郷土史家)によりますと次のようなことがらが記載されていました。
 地福寺は、臨済宗建長寺派の禅刹・寿福寺(正しくは、亀谷山寿福金剛禅寺)は、源氏山を背景にした扇ケ谷の山ふところにあります。
 建長寺から巨福路坂を通って鶴岡八幡の境内に沿って小町通りの入口へ。ここを右に折れて10分ほどです。
 人影の少ない小路を道なりに歩いていくと閑静な住宅街の一角に朱塗りの総門があらわれます。
 この地はもともと源頼朝の父、義朝の館があったところです。頼朝の死後、妻政子の祈願で、正治元年(1200年)息子の頼家を開基とし、宋から帰朝した栄西を開山として創建しました。この地を愛した頼朝の遺志であったとも伝えられています。今日遺されている建物のほとんどが徳川氏の保護を受けて再建されたものでが、それでも禅刹にふさわしい凛とした気品が漂っています。
 とくに御影石で組まれた参道の美しさは格別で、四季それぞれに味わいがあります。総門をくぐり、木漏れ日が影を落とす敷石を踏みしめながら歩くと、簡素な山門があり、山門から仏殿(非公開)が見え、仏殿前には、しっとりと落ち着いた風情の庭園がひろがっています。
 山門脇を路地伝いに緩やかな坂道を上がってゆくと墓所があり、山腹のやぐらに、北条政子・源実朝母子の墓と伝えられる五輪塔が建っています。
 なお、栄西は茶の種子を中国から持ち帰って栽培し、日本に広めたことで有名です。寿福寺には栄西の著した「喫茶養生記」(国重文)あります。
一方、中世鎌倉五山の建築 著者 鈴木 亘、発行 日野敬一によれば、次のようなことがらの記述がありました。
 寿福寺は鶴岡八幡宮の西方亀谷にあって、背後に源氏山を負い、武蔵大路に面して東西に伽藍を開く。開山は明庵栄西、開基は源頼朝の夫人政子、あるいは将軍実朝とも伝えられる。山号を亀谷山、寺号を金剛寿福寺といい、中世において鎌倉五山の第三位に位した。現在、寿福寺は臨済宗建長寺派に属している。
寿福寺の土地は、もと源頼朝の父源義朝の屋形があった所と伝えられる。源頼朝は治承4年(1180年)8月に伊豆で挙兵して以来、同年10月6日に初めて鎌倉に入り、翌日、義頼の亀谷旧跡を訪れてそこに第宅を構えようとした。しかし、地形が広くなく、また岡崎義実が義朝の菩提を弔うために一梵を建てていたので、その計画を停止したという。
 寿福寺の創立については「吾妻鏡」正治2年(1200年)2月12日に、尼御台所御願として伽藍を建立するために、土屋次郎義清の亀谷の地を点出せられる。是は下野国司(源義朝)御旧跡なり。その恩に酬いるため岡崎義実は草堂を建てるものなり、今日、民部丞行光と大夫属人道義信は件の地を巡検した云々。と記す。そして、翌13日、その地を葉上房律師栄西に寄付し、清浄結界の地となすべく仰下された。午剋、結衆等はその地を行道した。施主北条政子が臨み、堂舎(寿福寺)営作の事始を行った。土屋義清は岡崎義実の第二子であり、当日、施主のために仮屋を構え、珍膳を儲けたという。
 このようなことから、寿福寺の開山は、明庵栄西、開基は源頼朝の夫人北条政子と考えられる。また、「吾妻鏡」建保元年(1213年)5月3日条に、和田義盛に加担して戦死した大学助土屋義清(岡崎義実第二子)を寿福寺本願主とする。寿福寺創立以前の亀谷の地は土屋義清の所有であり、義清は寿福寺に葬られた。建仁寺に比べると、草創期の寿福寺は五カ月ほどで完成した御堂を中心に方丈、僧房、戒堂、寮舎などよりなる戒律生活を主体とした小寺院であったと推察される。という記述などがあったので、併せて投稿いたします。

(総門)

(寿福寺について)

(御影石で組まれた参道)

(山門)

(仏殿)

(鐘楼)

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