レンレンのひとりごと…

毎日のお弁当・手作り料理・手しごと・おでかけ。
そして、ひとりよがりな日常のプチエコと3匹のニャンたち…。

1300年の古刹 石仏の海岸寺

2017-06-28 | ■寺社仏閣

1300年もの歴史がある海岸寺。
山梨県北杜市の山の中にある妙心寺派臨済宗のお寺です。
神々しいまでの空間の中に名工・守屋貞治作といわれる石仏群がお見事でした。

そもそもこのお寺を訪れようと思ったきっかけは、地図で八ヶ岳南麓の山の中に海岸寺を見つけたから。
だって不思議でしょ~?
山の中なのに海岸寺なんて。

寺名のいわれは、経文中の「観世音の本所、補陀落山は天竺南海中にあり」に由来し、補陀落山を海岸孤絶山ともいうところに依るとする説と、太古、甲斐の国の盆地一帯が湖水であった、あるいはその様に見える…という地形に因んだせつがあるそうです。

こう説明されてもよく分からないけど、とにかく私には神秘のお寺に思えならなかったの。
そして訪れて思ったのが、私の勘に狂いはなかったってこと^^
とってもステキなお寺でした╰(*´︶`*)╯

海岸寺は、養老元年(717)、行基が庵を建立したのが海岸寺のはじまりといわれ、天平9年(737)には、国の祈願所として聖武天皇より「光明殿」の勅額を賜りました。
行基が彫った2体の千手千眼観世音のうち1体は海岸寺へ、もう1体は長野県の海岸寺に祀られました。
また、新羅三郎義光が京から玄観律師を迎え鎮護国家の道場となりました。
14世紀の武田氏の支配する時代には鎌倉の建長寺から石室善玖和尚を招いて臨斉宗に改宗し海岸寺の開祖としたと伝えられています。
1582年(天正壬午の乱)に織田信長が甲斐に侵攻した際に寺は焼き払われましたが、翌年、徳川家康によって再興され、1603年に天下安寧の祈願所として定められました。

 

 

駐車場から向かうと山門の少し下辺りに出られるのですが、折角だからと一旦石段の中ほどまで下り、そこから山門へ向かいました。

何故かというと、参道があまりにもステキだったから。
石段や石畳が経年の風化で格別の風情だったの。
朝の澄んだ空気と巨木に囲まれた参道。
私の大好きな空間が広がっていたんです。

石畳を眺め、これは何百年前の職人さんが石を加工して敷き詰めたんだろうとねと他愛ない話をしながらしばし眺めてました。

 

 

途中参道脇には石仏が点在していました。

 

 

山門

 

 

山門の仁王像

 

 

鐘楼

山門をくぐり石段を登ると正面に現れます。
鐘楼を囲むように石像が祀られていました。

 

 

本堂

慶長8年(1603)建立、寛文11年(1671)再建、昭和63年(1988)修復。
本尊は釈迦牟尼如来。

 

 

石仏

長野県高遠の石仏師・守屋貞治(1765-1832)が、桃渓和尚の依頼を受け十余年を費やして彫ったもので、百余体の石仏は西国三十三ヶ所、坂東三十三ヶ所、秩父三十四ヶ所の観音像と延命地蔵尊などです。

ほとんどの石像には保護用の屋根がついていました。

 

 

本堂の壁伝いにも石仏群が。

 

 

 

 

 

経堂

黄檗宗の僧「鉄眼」によって翻訳・木版印刷された一切経全巻を蔵しています。
どういう訳だか建物全体を写さず窓の彫刻の写真ばかり撮っていました(´ε`*)

 

 

観音堂

慶長8年(1603)建立。
現在の建物は、文化7年(1810)徳川末期の名工信州の立川和四郎富昌が再建したもの。

 

 

正面の「アワとウズラ」の彫刻は立川和四郎の作品(1845)で、日本の木彫史をかざる江戸時代の代表的な彫り物のひとつとして貴重ものだそうだ。

 

 

歴代住職の墓

経堂のとなりにあった古い墓です。
鏡の形や下が細い円筒形など普通の墓石とは形状が違っているものがあり、とても興味深かったです。
海岸寺はお寺なのにお墓は歴代の住職のものだけで一般の人の墓はないそうです。

 

 

六地蔵板碑

経典1千部読誦の供養塔で1500年に建立。
500年あまりも前の板碑なのに六地蔵がしっかり残っていました。

すべての衆生が生前の業因によって生死を繰り返す六つの迷いの世界。
地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人間、天上の六道のそれぞれにあって衆生の苦悩を救済する六種の地蔵菩薩を六地蔵といいます。
檀陀、宝珠、宝印、持地、除蓄障、日光の六種です。

 

 

お寺はひっそり人っ子ひとりいない静けさ。
庫裏のインターフォン越しにご朱印をいただけるか伺ったら快く対応して下さいました。
確認はしていませんが、多分ご住職さんではない…と思う。

 

 

ご朱印

手書きではなく印です。
ご朱印代を納めようとしたら「結構です。」と言われたのでお賽銭で納めさせていただきました。

 

 

ご朱印をいただいた後はお茶もご馳走になって、いろんなお話しして楽しかったです。

 

その時に見せていただいたお坊さんが乗ったであろう籠。

 

 

まだ福寿草が咲き始めた頃、訪れた海岸寺のお話でした╰(*´︶`*)╯

 

津金山 海岸寺
山梨県北杜市須玉町上津金1222
宗派 : 臨済宗妙心寺派
本尊 : 釈迦如来
開基 : 伝・行基
創立 : 養老元年(717年)

 

 

週末は山梨にいます~古刹・工場見学・温泉・グルメめぐり~関連記事

 

 

ランキングに参加しています♪ クリックしていただると励みになります!
にほんブログ村 料理ブログ 家庭料理へ にほんブログ村 料理ブログ 保存食へ 

ジャンル:
神社仏閣
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 【24hコスメ】テイストミーリ... | トップ | クルっと回すだけ!鼻スカット »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

■寺社仏閣」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL