写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

一足先に風の盆 本場の『おわら』を楽しむ

2017年08月13日 | 写真日記
    [おりて行きやれ夫婦の雁よ]

昨夜時間が出来たので雨が心配でしたが金沢市の夏の夜の一大イベント「金沢夢街道」に行きました。
金沢市の片町から近江町市場の前の武蔵交差点という町一番の目抜き通りを歩行者天国にしてよさこい踊りやダンスなどのパフォーマンスと屋台の食べ物などを楽しむイベントです。
私が一番楽しみにしているのは風の盆の本場から「おわら」に欠かせない「唄い手」「囃子」「三味線」「太鼓」「胡弓」などの地方(じかた)を伴っての踊り手たちが訪れ、本場よりも一足先に本格的なおわらの踊りを披露してくれることです。
聞くところによると9月初めの越中八尾の風の盆では全国から押し寄せる見物客で三脚を立てることはおろか踊り手を撮影しようとしても身動きもままならないとのことです。
それほどの踊りを広い国道を舞台に撮影できることはとてもうれしいことです。
風の盆では哀愁漂う胡弓などの調べにのせて男女の掛け合いなどを交えて男踊り、女踊りなど一晩踊り明かすそうですが・・・。
次の文は越中おわら節の最後のところです。

  おりて行きやれ 夫婦の雁よ
  越中田もよし オワラ 水もよし
  浮いたか瓢箪 かるそに流れる
  行く先ァ知らねど あの身になりたや

    [女踊り]

昔から女性が美しく見える条件に「夜目遠目笠の内」という言葉があります。
広い国道をいっぱい使っての輪踊りを見ているとこんな言葉が浮かんで来ます。
決して表情が見えないほど深くかぶった笠の下の見えない表情に見る人は見えないゆえの「美」を感じます。
舞台踊りとしてもともと芸者さんの踊りとして振り付けられたものらしく艶やかな踊りとしてみる人を惹きつけます。

    [男踊り]

力強い切れのいい動きの男踊りはたおやかな女踊りとの対比で粋な男気を感じさせます。
農作業の所作をもとに日本舞踏の舞台踊りとして完成させた踊りだということです。

戦時中の「踊ったら国賊」という時代にも町ぐるみで受け継がれてきた伝統の「おわら」は、平和が脅かされそうな現代に最もふさわしい踊りと言えるかもしれません。

今日は金沢夢街道に招待された本場「越中おわら」の踊りの写真3枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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