写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

雨の夜の金沢 しっとりと

2016年09月25日 | 写真日記
   [金沢駅前広場の二人]

このところ秋雨の続く金沢、世界で最も美しい駅の一つとして数年前に紹介された金沢駅は艶やかに濡れた姿を見せていました。
その駅前広場で若い二人が駅舎をバックに繰り返し写真を撮っていました。

    [西茶屋街 夜景]

「弁当忘れても傘忘れるな」という言葉が生き続けている金沢、それにしても今年の秋雨は長く続いています。
かつて金沢には「ひがし(東)」「にし(西)」「かぞえ(主計)町」という夜な夜な旦那衆を迎えて芸妓たちがもてなしていた遊郭がありました。
今は廓としてではなくそれぞれの街が茶屋街として連日観光で訪れる人たちを迎え入れる「金沢らしい」風情の観光スポットになっています。
写真の茶屋街は「西」、規模は「東」ほどではありませんが芸妓の数、現在も営業しているお茶屋さんの数は金沢では一番です。
雨に濡れる夜のこの古い街並みをみると、そう遠くはなかった時代に女性たちの流した涙を見るような気がします。

今日は雨の夜の金沢の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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