写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

北アルプスから届く春の陽

2012年03月05日 | 写真
私の冬の写真でよく見る構図です、手前に河北潟と干拓地、その向こうに北アルプスのシルエット。天候によってはもっと右に白山もくっきりと見えます。このカメラの背後には日本海が夜明けを迎えています。
この写真は3月1日午前6時40分、太陽が北アルプス「越中沢岳」から昇ったときです。太陽の少し左に立山、剣岳など、右には薬師岳が雄大な稜線を見せていて、この画面ではよく見えないですがさらに右には槍が岳も見えています。気温が上がってくると薄曇とか霞、霧の発生が多くなり、この夜明けのパノラマは見えない日が多くなってきます。空気が澄む冬は雪雲の日が多く、春になると霧や霞で展望が利かない。ようするにこの写真のような風景は年間を通して滅多に見ることが出来ないということです。それがこの風景を求めてこの場所にカメラを据える人たちが多い所以です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 湖面の春ー雪どけの南部丘陵ー | トップ | 雪どけを待ちかねてーニホン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

写真」カテゴリの最新記事