やまの日々是平穏

とある通信会社勤務のやまの日常の出来事。映画、漫画、読書、音楽などなどの感想などを書いてます。

書評:侵略会社の新戦艦

2005年07月17日 | 本・漫画とか

自分の好きなARIELの番外編。・・・・というか続編?

本編では侵略者に対する地球側が主人公という性格上好き勝手出来無かった侵略側である戦艦オルクス側のお話。

本編の初期コンセプトが、強大な科学力で侵略してきた宇宙人に対して地球の科学の粋を結集して対抗するというものだが、

地球側→現在の科学で不可能な巨大ロボットで対抗。非現実的なそれでいてSF的にはありな現代の延長線上の技術で対抗。オーバーなスペックと行動を楽しむ

侵略側→強大な科学力・軍事力を持ちながらも経済的な理由で本気を出さない事情を楽しむ。

案の定、初期のコンセプトはあっという間に瓦解していろいろなトラブルを話題にしていたのだけど、

今回は有能な侵略者スタッフが最高の戦艦を手に入れたらどうなるかという仮想戦記的な面白さがある。どこまでやったかと言えば、ペンタゴンの指揮能力をダウンさせて第3艦隊相手に追いかけっこするようなことをやっているのだ。楽しい。

ちなみに、シリーズ読者で無いと面白くないと思うので、興味がある人はどうぞ最初から読んでください。

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