LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

ガード下の記憶

2012-08-29 | lohas的情景
横浜出張の帰りこのまま真っ直ぐ帰るのもどうかと思い、同行スタッフと上野駅で別れた後、改札を出て久しぶりにガード下の居酒屋へ向かった。ここは相変わらずの盛況ぶりだ。
やたらと狭いスペースに座り、モツ煮とビールを注文する。
懐かしい味がよみがえると共に、数年前を思い出した。

今では皆それぞれの道を歩んでいるが、それぞれが頑張っているという噂を聞くだけでも嬉しさが込み上げてくる。
組織の中での生きざまは、与えられた組織の中で各々が模索し見いださなければならないというサラリーマンの宿命は分かってはいるものの、このような所に来ると、様々な思いが交錯する。
ただ、今間違えなく言える事は、様々な方との出会いが自分にとって良い意味で非常に刺激を受け、とても感謝していると言う事だ。
こんな事言うのも、自分なりに多少とも余裕が出来てきたのか、それともこの所の暑さか、このビールのせいなのかはわからない。

モツ煮を平らげた後、見知らぬ隣人が注文していた味ガツがとても気になったので間をおいて同じものを頼んだ。
最後にビールを飲み干し、その場を後にした。

空蝉 : utsusemi

2012-08-22 | lohas的情景
湖畔沿いの桜木もこのところの暑さから人々の目に留まることはないようだ。
ここでは時折湖上をよぎる微風がなによりの救いとなる。

照り返しと強い西日の逆光で一瞬目がくらむ。
桜木の前でふと立ち止まり見上げると空蝉をみつけた。

蝉の抜け殻を空蝉と表現するのもなるほどと感じるが、
生命体の空しさとしての「空」ともとれる。

生命の無常さをそこはかとなく感じ取った瞬間だった...。

日光:滝尾神社(takinoojinjya)

2012-08-16 | lohas的情景
神々しいとは、まさにこのような雰囲気を言うのか。
 
日光東照宮に程近い滝尾神社を訪れた。
東照宮付近の混雑さからは想像もつかないくらいここは人影疎らだ。
 
 
本来なら滝尾道を通り二荒山神社別宮である滝尾神社へと向かうべき所だが、
厳冬期に予定している雲竜渓谷へのアプローチの下見も兼ねて行き止まりまで車で行き、
その帰りに滝尾神社の駐車場に車を止めたので、
滝尾道を通らず直接境内へと入っていった。
 
神社入口の左奥には白糸の滝がある。
同様の名称の滝は数多くあるが、静寂に支配された自然林の中にある滝は
これから神社境内へと向かう者に対しある種の緊張感さえ醸し出しているようだ。
 
 
滝尾神社の社殿の手前に運試しの鳥居がある。
鳥居中央の丸い穴に小石を3つ投げて通った数で運を占うとの事だが...
 
ご神木の鳥居の前で、神々しさに包みこまれるような感覚を覚える。
辺りを取り巻く静寂さがそうさせているのだろうか。
気を感じるというのはこのような事を言うのかもしれない...
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

アオバズク:千波湖

2012-08-11 | lohas的情景
休日の昼過ぎ、突き刺すような日差しの中、自転車で千波湖畔に向かう。
ウォーキングより自転車の方が風を受けながら走れるので多少なりとも爽快なはずなのだが、
とても暑い。
こんな時間にあえて出かけるなんてM的要素を持ち合わせているんじゃないかと思いながらも、
いつも通り逆川沿いを通り抜け千波湖畔に出た。

千波湖は1周約3km。歩道兼自転車道が整備されている。
道幅の2/3が歩道(ランニング用)でショックを吸収できるように特殊なアスファルトになっている。
残り1/3が自転車道で一般のアスファルトだ。
自転車のタイヤの抵抗を抑えるためにも自転車道を爽快に走りぬく。
湖畔にでるとさすがに風の通りが違った。
ウォーキング、サイクリングとも回り方に決まりはないが、
ほとんどの人は時計と逆方向に回る。
東岸から北岸に向かう途中、柳の木の下で自転車を止めた。

いつ頃からだろうか、この季節、湖畔の柳の枝葉に隠れるようにじっとたたずんでいるアオバズクを見かける。
はじめはフクロウかと思ったが、通りすがりの人がアオバズクと言っているのを聞いて
後にネットで検索したらやはりそのようだった。
ただ、フクロウの仲間である事は間違いない。

この暑い中、アオバズクはなぜか微動だにしない。
今日は5羽いますよと、バードウォッチング用のスコープを持った初老の夫婦が通りすがりの人に言っていた。
小生にはどうみても3羽しか見えなかったのだが。

柳の枝葉の隙間からアオバズクをなんとか捕え写真に収める。

その後千波湖をもう一周し帰路についた。



千波湖花火:2012.8.3

2012-08-05 | lohas的情景
毎年この時期、千波湖の花火大会が行われる。
幼少の頃、千波湖の近くに住んでいたこともあり、
この花火大会は思い出深いものがある。
蚊取り線香とうちわ、そしてスイカ。
花火そのものよりも打ち上げ近くでしか感じられないあの炸裂音がとても印象的だ。
やはり、花火は近くで見上げながら楽しみたいものだ。






今年は訳あって、水戸駅南口に程近い桜川沿いから鑑賞することになった。
今まで千波湖畔より天空を見上げるように鑑賞していたが、幾分離れた所からだったため
いささか物足りなさは感じていた。
打ち上げ地点から2km近く離れているのに、こんなにも人出が多いとは、今まで気がつかなかった。



昨年頃からだろうか、花火の打ち上げ時間が短縮されるようになった。
企業も何かと厳しい時期だが、復興・振興元年として打ち上げられたスターマイン。
みんなで今を乗り切っていきたい。
そんな思いで、その場を後にした...。