LOHASな感じ!

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原皮師|motokawashi

2007-02-11 14:04:34 | 建築と文化
伊勢神宮や清水寺、善光寺の屋根は檜皮葺になっている。
檜皮hiwadaとは、文字通り檜の皮の事だ。

その檜皮を竹釘で野地板に留めていく。
檜皮葺は、柔らかい曲線が建物全体の繊細優美な印象をかもし出しており、まさに日本建築の美そのものといった感じだ。

しかし、その檜皮葺も後継者や檜皮材の問題、耐火性の問題などで少なくなって来ているそうだ。
確かに一般的な建築物には使用されない。

また、その檜皮は樹齢百年ほどの檜でないと屋根材として使えないそうだ。
さらに、一度剥いだ木からは八年余りの間、再び檜皮を採ることはできないのだ。

その檜皮を採取する職人を、原皮師motokawashiと言い、現在全国で15人程度しかいないとの事。
今回初めて知った。

「古建築の技 ねほり、はほり」 理工学社 
文化庁選定保存技術保持者14人の記録より~

原皮師は一本の縄で足場をつくりながら立ち木に登り皮を剥いでいく。
檜皮葺屋根一坪当たり、150Kg の檜皮が必要だそうだ。
伐採した木でも良さそうだが、立ち木から剥いだ皮の質とは比べ物にならないそうだ。

うーん、確かに檜皮葺にしても原皮師が剥ぎ取る檜皮がないと施工もできないよなぁ。
原皮師は材料の供給だけで建築現場には登場しない。
裏方に徹した仕事だ。
そういった方が日本文化・日本建築を支えているのだ...。







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