狂電関人の写真庫

狂電関人本人のこれまでの写真のストックを思うまま徒然に表現。お立ち寄りの際には一言コメントをいただけると幸いです。

第二の故郷 山陰本線へ里帰り 3

2024年06月08日 07時01分23秒 | 国鉄・JR 近畿
本日より旅に出ますので、13日まで更新が滞ります。
留守分として本日二本立てです。

ついぞ巡り合えなかった雪の餘部
電関人が足しげく通った70年終盤から80年初頭は
日本は暖冬期にあって雪に浮かぶ幻の餘部鉄橋は幻のままに
鉄橋直下に密集する民家がなんともフォトジェニックだ
1978年 師走 山陰本線 餘部 急行美保 Nikon F2 with Ektacrome
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第二の故郷 山陰本線へ里帰り 2

2024年06月07日 08時39分45秒 | 国鉄・JR 中四国
光る石州瓦
は電関人が思う山陰本線西地区のイメージだ
しかも地区によって黒いのと朱色のがある
此処辺りは黒い甍の波
夏の南天に近い時間帯湧き溢れる汗と戦いながら
高台から光る甍を入れて下り181系おきを狙う
1982年 文月 山陰本線 仁万 Nikon EL2 with KR

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第二の故郷 山陰本線へ里帰り 1

2024年06月07日 02時59分06秒 | 国鉄・JR 中四国
ほぼ決定事項だが山陰本線を撮りに行く予定
今の同線を撮りたいのもあるが
自身の中では初心に帰るリフレッシュの旅
確か大学2年の夏 意を決して夜行さんべ号の車中の人となり
夜明け前の浜田に降り立つ
そこから時間つぶしに益田まで直行するような客レに乗車
さらに上りに乗り換えて岡見駅へ
時間つぶしのロケハンで港を経由し
三保三隅寄りのポイントへ移動
現在は海を埋め立てた発電所になっている場所
明けたばかりの太陽が中国山地を温めてできた雲がでて
しかもまだ高度が低い太陽は海岸を照らしてはいない
そんな悪条件下でKRの絞りはレンズの開放に近い
おまけに若干の前ピントとくりゃ・・・
踏んだり蹴ったりの一枚である
1982年 文月? 山陰本線 岡見~三保三隅 Nikon EL2 With KR
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木曽谷ロクヨンゼロ回想

2024年06月06日 01時35分30秒 | 国鉄・JR 東海/中部/北陸
学生時代に住んだ吉祥寺のボロ下宿脇は中央線の高架線だった
お陰でロクヨンゼロのエアフィルタ音は子守歌のようなもの
ロクヨンゼロを長野のお師匠さんと中央西線によく追った
一コマを今宵アップ
中央西線は塩尻を出て洗馬を過ぎた辺りから
いよいよ木曽谷の隘路へと踏み込む
木曽谷を縫ってきた下りのタンカートレインが
上りのタンカートレインを待って洗馬駅に運転停車
複線区間にあって塩尻のヤードの線形からなのか?
奇しくも下りの牽引機は59号機を頭に次位60号機と兄弟重連
今季小雪の木曽谷の山々は微かに残雪を背負い
後ろには北アルプスの前山の鉢盛山であろうか
2009年 如月 中央西線 洗馬駅 OLYMPUS E30 元データJPEG


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原色1976 IN 小倉駅

2024年06月05日 11時48分39秒 | 国鉄・JR 九州
ゴーマルサン時刻改正の約一年後
福岡県地方に纏まった雪が降ったので
スクランブル発進で小倉駅までやって来た
まだ覚えたての父親譲りのハーフ一眼レフ携えて
到着早々珍しい列車に遭遇
下り明星3号西鹿児島行だ
本来は小倉通過で博多に5時前に到達するから
この時点でおそらく5時間ほど遅れていたようだ
しかも新大阪寄り先頭車に珍しくクハネ583
MGが床下吊り下げで乗務員扉すぐに旅客扉が付く

暫くして小倉駅に入線してくる博多発小倉廻り
西鹿児島行ディーゼル特急にちりん
これまた珍しく先頭のキハ82には寒地型タイフォンカバーが
向日町から鹿児島転属組か?
1976年 如月? 鹿児島本線小倉駅 OLYMPUS PEN F サクラカラー

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豊後森の番人

2024年06月04日 05時44分02秒 | 国鉄・JR 九州
豊後森に今も残るラウンドハウス
かつてはキハ07が番人をしていたが
今は福岡からやって来たこのキュウロクになっている
2024年 如月 久大本線 豊後森 Nikon D5
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雪晴れの浅間山麓をろくもんが往く

2024年06月03日 00時27分40秒 | 私鉄・地方交通 甲信越/北陸
夜明と共に現地到着
残念にも浅間山は雲の中
ヤマの専門家である長野の師匠の話では
大気が冷えてガスになりそれに包まれているだけなので
夜が明けて数時間したら必ず浅間は姿を現すと
その言葉に縋りながら氷点下に冷える雪原に数時間
明けた太陽が高度を増してくると舞台の緞帳が上がるが如く
神々しい白銀の山容を見せてくれ
其処に現れたのは奇しくも観光列車ろくもんだった
2024年 弥生 しなの鉄道線 御代田 Nikon D5
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採銅所駅の気品

2024年06月02日 11時53分32秒 | 国鉄・JR 九州
かつて香春岳で産出していた鉱物は銅鉱石が多かった
そのため地名や駅名にも採銅所の名が残る
鉱山全盛期を物語るように採銅所駅には駅の気品が強く感じ取れる
エントランス上部に掲げられた駅名版は切り株をスライスした一枚板
日田彦山線だけに日田杉であろうか?
鉄のラッチもそのままに残される
エントランス外には両サイドにこれもまた無垢の木材を加工した
温もりのあるベンチが据え付けられる

駅本屋の上り方脇に残される積出用側線の有効長はかなり長く
何両もの貨車が据え付けられるようになっていた

駅本屋の窓枠にも注目したい
木の当時から残る窓枠にも漂う大正浪漫
そしてホームにはかつてはどの駅にもみられた
工業デザイナー氏の手によるカーヴが美しい腰掛に
僅かな昭和のモダニズム
無人化された後もきれいに維持される採銅所駅に
今も残る凛とした気品

2024年 弥生 日田彦山線 採銅所駅 Nikon Df
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穿たれた複線トンネル

2024年06月01日 11時50分25秒 | 国鉄・JR 九州
今は水害の影響で全線が繋がってないが
久大本線夜明から分岐して日豊本線城野まで伸びる日田彦山線は
かつて筑豊地区の物資を運ぶ動脈として筑豊本線と共にあった
そして中間駅の採銅所は名の通り銅鉱山を有し輸送物資も豊富
当初から輸送力確保のために複線にする計画があった
そして穿かれたトンネルも複線用のものであった
2024年 弥生 日田彦山線採銅所駅 Nikon Df


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黒ダイヤと白ダイヤ

2024年05月31日 04時26分43秒 | 国鉄・JR 九州
筑豊には二つのダイヤが存在する
エネルギー革命によって産出を止めた黒いダイヤこと石炭と
香春岳や船尾山といった山から産出する白いダイヤ石灰石
石灰石の方はセメントの原料として
生産量こそ減ったものの未だに操業中
船尾駅界隈はかつてはホッパービンを使ってダイレクトに
貨車に積んでいたため周囲は真っ白になっていたのを記憶するが
今の船尾駅周辺はトラック輸送に代わって昔の駅周辺と趣が変わった

2024年 弥生 後藤寺線船尾 Nikon Df
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